日々

穏やかな日々を

こんな人(2)

2011年09月29日 10時13分05秒 | 
朝霞公務員宿舎問題で双葉町長 「国民感情として許せない」
2011年9月29日

町議の質問に答える井戸川克隆町長=加須市で


 加須市の旧騎西高校に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は、朝霞市の国家公務員宿舎建設問題について「被災者が仮設住宅に入っている時に、何の不自由もなく公務員が暮らす宿舎を建設するのは、国民感情として許せない」と強く批判した。本紙の単独インタビューで胸の内を明らかにした。町長は双葉町が故郷に戻る道筋として、避難所である旧騎西高校を出て集団再移転する考えを既に表明しており、移転先は、将来を背負う子どもたちが住める場所を基本とする考えを強調した。 (増田紗苗)

 井戸川町長は、福島第一原発の事故でさいたま市のさいたまスーパーアリーナに緊急避難した時から、町民がまとまってコミュニティーを維持していく考えを示している。事故処理が難航する中で、町長は「双葉町を含め双葉郡がなくなるような状況は阻止したい。町民の多くは余裕のある気持ちになれない状況だが、(震災一年の来年の)『3・11』には、双葉郡がよみがえるためのアクションを仕掛けたい」と述べた。

 また、放射能汚染について「被曝(ひばく)について語られていない。ずっと後になって(健康に)障害が発生した際の補償制度の説明がない」と指摘。「今進んでいる東京電力による賠償でも、被曝は対象になっていない。被曝の話が巧妙に隠されているように感じる」と話した。

 井戸川町長は、東電への賠償申請手続きが煩雑すぎる、と説明会中止などを求めている。「日本の再生は、我々(双葉町)の再生と密着している。(町民は)誰かにお任せして、誰かに文句を言っていれば事足りるような感覚を捨て、自分は何を望むのか自己主張していただきたい」と強調した。

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こんな人

2011年09月29日 10時09分52秒 | 
<埼玉県坂戸市>市役所トイレに1000万円「東北の人に」
毎日新聞 9月28日(水)23時33分配信

 埼玉県坂戸市役所のトイレに22日、1000万円の札束が置かれ「わしはひとりぽっちです。東北の人に使ってもらって下さい」というメモが添えられていた。同市が28日明らかにした。メモは匿名で、市は「置いた人から今後、返還の求めがなければ日本赤十字社に寄付する」という。

 市によると、22日午後1時45分ごろ、市役所1階の障害者用トイレに1000万円の札束が入ったビニール袋が置かれていることに、トイレ利用者に付き添って入った男性職員が気づいた。札束の一部には郵便貯金の帯封がかかっていた。白い紙に黒いペンで書かれたメモが添えられ、東日本大震災の義援金を呼びかける市のチラシも入っていたという。【内田達也】
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