日々

穏やかな日々を

このおぞましきゲーム

2014年02月10日 12時31分00秒 | 戦い
13年前まで、私専属の事務をしてくださった方が
訪ねて下さった。
当年83歳。
お元気である。
自分の若かりし頃のお話をしてくださった。
終戦時15歳。
特攻隊の訓練生、グライダーにも乗り、敵機体当たりの訓練中に、終戦。
大変残念で、「泣いた」。
そんな血気盛んな軍国少年の自分であったこと。
戦後、中学(今の北高校)にもどり、
軟式テニス部にいたが、
たまたま、校内マラソンで1位!
それから、陸上部にて、毎日練習。
大会の日、健康診断があり、結核性肋膜炎発見。
大会出場即中止!
それから休学4年。
親不幸の自分であったので、大学進学はあきらめて、
山陰合同銀行に就職。
60歳まで勤めあげ、再就職、2か所目で、私の事務所においでになって
69歳まで、私の業務事務員として働いて下さった。
大変温厚で、紳士で、体格はがっちり大柄だが、
低姿勢のお方であった。
私がこの間、「永遠のゼロ」を見たといったものだから
そんな話になったが、
斐伊川沿いの飛行場での訓練の話や
出雲航空ができた時、運転席後ろに乗せてもらったとか、
話は行ったり来たりしたけれど、
少年兵で、終戦が長引けば命なかったことなども・・・・・・・・・・・
「永遠のゼロ」は私にとっても大変身近に存在していたのかと・・・・・・・・・・・

父も海軍で、32歳で終戦になったから
いろんな体験をしてきたことだろう。
でも、なんにも、話さなかった、
ただ1度だけ、戦場から持って帰った進軍ラッパを吹いてくれた。
「キサマ!」といって、暴力を振るう父でとても怖かった。
でも、中国の孤児のニュースを見ながら
ひとり言のように、「中国人はやさしい、でないと、あんなに日本の孤児を自分の子として育てたりはしない・・・・・」と。
なにか、体験を潜ませた話し振りであった。

戦争
このおぞましきゲーム
そんなにもたくさんの死者を出すゲームを
立案実行する人間
恐ろしきも、理解ができない。

この地球
稲盛和夫さん(京セラ)は戦争をどう分析しておられるのか?
http://earth-words.org/archives/3902
100年後の人間、
この地球
どうなっていることだろうか?


稲盛和夫さん名言集

本能心をコントロールすることを
覚えなければなりません。

それが理性を高め、
正しい判断を行う能力を
与えてくれるのです。




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