知事の主な発言(4)九州・沖縄
小川洋福岡県知事 国には、インフルエンザワクチンが不足しないよう対応を求めるとともに、経営が厳しい医療機関への財政支援や医療従事者の安全確保もお願いしたい。経済と雇用にも、しっかりした財源確保を求めたい。
広瀬勝貞大分県知事 政府には1日20万件分の抗原検査簡易キットを確実に配布してほしい。新型コロナウイルスは自然災害と同じようなもので、自助共助で防いでいくことが大事だ。(休業補償のような)協力金の制度化は、事業者の自助努力を阻害する。
河野俊嗣宮崎県知事 国際的な人の往来が進む状況を考えれば、次の波への備えを国全体で進めていくことが重要だ。対策をちゅうちょなく打つことができるよう、地方創生臨時交付金や緊急包括支援金の増額など力強い国の後押しを求めたい。
塩田康一鹿児島県知事 観光業と農林水産業を基幹産業としている県の地域経済は極めて厳しい状況に置かれている。地域の実情に応じた経済対策を行うことができるよう、地方創生臨時交付金の積み増しや要件弾力化を含め、十分な財政支援をお願いしたい。
玉城デニー沖縄県知事 新型コロナ感染症は収束に向かう道筋が見えてきた。インフルエンザとの同時流行が想定されるので、緊急包括支援金の大幅な増額、弾力的に運用できるような制度の見直しなど、次年度以降の継続的な財源確保が必要だ。