松本俊彦・国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長に聞く
松本俊彦
1967年生まれ。精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。著書に『自傷行為の理解と援助』(日本評論社 2009)『自分を傷つけずにはいられない』(講談社 2015)『もしも「死にたい」と言われたら』(中外医学社 2015)『薬物依存症』(ちくま新書 2018)他多数。訳書にターナー『自傷からの回復』(監修 みすず書房 2009)カンツィアン他『人はなぜ依存症になるのか』(星和書店 2013)他多数。
常岡 俊昭
1979年神奈川県生まれ。2004年に昭和大学医学部を卒業後、同大学医学部精神医学講座に入局。2009年より昭和大学附属烏山病院に勤務。2010年より同講座助教。その後、同講座講師、亜急性期病棟病棟長、スーパー救急病棟病棟長を経て、2018年より慢性期病棟病棟長を務め現在に至る。専門は、薬物依存・ギャンブル依存・アルコール依存など。2019年に『僕らのアディクション治療法』(星和書店)
1961年、東京都出身。1987年、千葉大学医学部卒業。同大学附属病院で小児外科医としての勤務を経て、2006年に松永クリニック小児科・小児外科を開業。2013年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。2019年、『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』(中央公論新社)で第8回日本医学ジャーナリスト協会賞・大賞を受賞。近著に青春記の『どんじり医』(CCCメディアハウス)がある。