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四国初の地域医療連携推進法人 医師や看護師の人事交流が可能に

2020年08月20日 21時39分53秒 | ウイルス

四国初の地域医療連携推進法人 医師や看護師の人事交流が可能に

地域 2020年8月17日 (月)配信高知新聞
 

 複数の病院が共同で一般社団法人を設立し、地域医療を効率化する「地域医療連携推進法人」がこのほど、四国で初めて高知県土佐清水市に誕生した。地域内で病床機能の過不足を調整したり、医師や看護師の人事交流を可能にしたりすることで、地域の実情に応じたサービスの充実を図る。

 「地域医療連携推進法人」は2017年度にできた国の制度。同じ地域の医療法人などが一つの一般社団法人をつくり、知事が事業方針などを審査して認定する。法人同士が競い合うのではなく、グループ化して一体運営することで経営健全化につなげ、医療提供の継続やサービスの質向上などを目指す。

 土佐清水市は、医師を含めた人材確保が課題。そのため渭南病院、松谷病院、あしずり岬診療所が参加して「清水令和会」を設立し、昨年度末に認定された。清水令和会事務局によると、全国16番目の地域医療連携推進法人。

 今後は、限られた人材を効率よく配置するために医師を含めた医療スタッフの相互派遣▽新人研修、院内感染防止研修などの共同開催による質の向上や経費の効率化▽医療機器の共同利用や医薬品の共同購入による重複投資の防止や適正な在庫管理―などを図っていく。

 本年度は、人事交流に向けた各法人の人員や資格などの情報共有、医薬品の共同購入に向けた準備などを始める。

 13日には四万十市右山の幡多医師会館で、清水令和会関係者が一堂に会する初めての集まりがあり、今後の取り組みが報告された。

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