回し飲み、ハイタッチ控えて 運動部向け、鳥取で指針
地域 2020年8月18日 (火)配信朝日新聞
立正大淞南高(松江市)のサッカー部などで新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、鳥取県教委は、県立学校の運動部を対象にした感染症対策ガイドラインを新たに作り、大会参加に関するこれまでの指針も改訂した。当面8月中は県外遠征や県外校の県内招致をしないよう求めている。
ガイドラインは12日付。これまでも部活動のあり方に関する考え方を学校へ示してきたが、厳密に運用するため文書化した。
顧問が注意すべきこととして共用器具の消毒やミーティングの際のマスク着用など、生徒が注意すべき点として飲料の回し飲みやハイタッチ・抱擁を控えることなどを列挙している。
大会や練習試合、合同練習、合宿に伴って県外へ遠征したり県内に県外校を受け入れたりする際は、実施計画を作って管理職の許可を得て、さらに保護者へも提示して生徒参加の同意書を求めることとしている。そのうえで別枠の指針で、当面8月中はこれらを中止するよう求めた。
公立中学校や私立学校にもこの注意点や指針を参考にしてもらうという。(東孝司)
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