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認知症の認定看護師 松江医専に養成課程 専門で全国初

2018年09月10日 02時20分41秒 | 地域
認知症の認定看護師 松江医専に養成課程 専門で全国初
2018年9月7日 (金)配信山陰中央新報

 松江総合医療専門学校(松江市上大野町)を運営する澤田学園(同)が5日、認知症看護のリーダーとなる「認定看護師」を養成する教育課程を開設した。専門学校の運営主体が開設するのは全国で初めて。拠点となる松江市西浜佐陀町の松江看護キャリア支援センターで開講式があり、1期生31人が、認知症高齢者の適切なケアに向けて意識を新たにした。
 認定看護師は、各分野でより深い知識と高い技術を持ったスペシャリストを育成しようと、日本看護協会が認定する資格。病院や福祉施設などで5年以上実務経験を積み、認知症看護に携わった看護師を対象に受講生を募集。応募のあった47人から選考した。
 1期生は来年3月までの7カ月間、現場で活躍してきた認定看護師らから、認知症高齢者の行動や接し方など基礎知識を学ぶほか、現場実習を積む。
 開講式で、澤田学園の澤田勝寛理事長が「現場に役立つ知識を吸収し、日本の認知症看護のレベルを上げるよう心掛けてほしい」と激励。受講生代表で、因島医師会病院(広島県)の看護師、赤瀬千恵さん(43)が「病院全体の認知症ケアの充実、基礎知識の底上げにつなげたい」と決意表明した。

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