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妊産婦に専従看護師 山梨大病院産後うつ早期対応

2022年06月09日 21時58分16秒 | 地域

妊産婦に専従看護師 山梨大病院産後うつ早期対応

 2022年6月9日 (木)配信山梨日日新聞
 

 県は妊産婦の孤立を防ぎ、産後うつなどの早期対応につなげるため、中央市の山梨大付属病院内にある「産後ウェルビーングセンター」に専従の看護師を配置した。産前産後ケアセンターや市町村などと連携し、虐待などにつながる恐れがある妊産婦を早期に見つけ、専門医につなぐ役割を果たす。

 県子育て政策課によると、新型コロナウイルスの感染が長期化する中、行動制限が「孤育て」につながり、外部の目が届きにくくなっている。悩みを打ち明ける場が減り、産後うつや育児による孤立感の助長も懸念されている。

 4月から配置された産後ウェルビーングセンターの専従看護師は、うつなどの相談に応じる。虐待や自殺などにつながる恐れがあるなど医師の診察が必要と判断した場合、専従看護師が連絡を受けて精神科や産婦人科の医師につなぐ。市町村に在籍する保健師とも連携し、悩みを抱える妊産婦に対する迅速な対応につなげる。

 一方、県は昨年度、助産師らが新型コロナに感染した妊産婦の相談に応じる体制を整えたが、本年度から感染に不安を抱える妊産婦にも対象を拡大。必要に応じて自宅を訪問する。

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