対コロナ、接種年1回に 米見通し、インフル同時も
2022年9月7日 (水)配信共同通信社
【ワシントン共同】米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策チームのジャー調整官らは6日の記者会見で、性質が大きく異なる変異株が現れない限り、健康な人は流行株に合ったワクチンを年1回打つことで重症化を防げるとの見通しを示した。インフルエンザのワクチンとの同時接種も勧めた。
高齢者ら重症化リスクの高い人は年1回ではなく、より頻繁な接種が必要になると説明した。米国では主流のオミクロン株派生型BA・5に対応した改良版ワクチンが来週には広く予約可能になる見通し。ジャー氏は、最近になって新型コロナにかかった人や接種を受けた人は「数カ月待つのが合理的だ」と付け加えた。
改良版ワクチンは、従来品の接種を2回以上受けて最低2カ月たった12歳以上の人に使う。ジャー氏は、冬前に対象を12歳未満に拡大する可能性にも言及した。
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