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基準値未満も受診義務化へ 飲酒運転撲滅へ福岡県議会

2020年01月15日 21時19分15秒 | 地域
基準値未満も受診義務化へ 飲酒運転撲滅へ福岡県議会
2020年1月8日 (水)配信共同通信社

 飲酒運転をしても呼気のアルコール値が道交法の罰則基準値に満たないドライバーにもアルコール依存症の受診や受講を義務付けるよう、福岡県議会が飲酒運転撲滅条例の改正を検討していることが7日、分かった。基準値未満の人の受診義務を盛り込んだ条例は全国初という。今後議員提案し、8月までの施行を目指す。
 道交法では運転時に呼気1リットル中のアルコールが基準値の0・15ミリグラム以上検出されると摘発される。摘発者は条例により、医療機関などでアルコール依存症に関する診察または飲酒行動に関する指導を受けなければならない。5年以内に再度摘発されると、受診が命じられ、従わないと5万円以下の過料が科せられる。一方で基準値未満は警告は受けても罰則はなく、診察や指導も義務ではなかった。
 今回の条例改正案では基準値未満で5年以内に2度警告を受けた違反者も診察や指導の対象とし、従わなければ摘発された場合と同様に5万円以下の過料を科す。
 福岡県では2006年8月に福岡市東区で飲酒運転の車に追突されて3児が死亡した事故があり、12年に全国に先駆けて罰則付きの条例を制定した。事故から13年が過ぎ、条例改正で飲酒運転による事故防止の機運を高めたい狙いもある。
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