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コロナ感染、10代以下の割合が減少「拡大進み集団免疫に近い」8月姫路

2022年09月01日 19時31分56秒 | 地域

コロナ感染、10代以下の割合が減少「拡大進み集団免疫に近い」8月姫路

 2022年8月30日 (火)配信神戸新聞
 

 新型コロナウイルスの流行「第7波」の感染拡大が続く中、兵庫県姫路市内で新規感染者に占める10代以下の割合が減少している。8月は前月比7・7ポイント減の26・8%(28日時点)で、市保健所は「子どもの間ではある程度拡大が進み、集団免疫に近い状況になりつつある」とみる。市内の小中学校では29日に2学期が始まった。市教育委員会は校内での広がりを防ぐため、各校に対策の徹底を求める。(田中宏樹)

 姫路市では7月、新規感染者1万5712人のうち、10代以下が5415人と34・5%を占めた。学級閉鎖は6月の約7倍となる計73クラスに上り、学年閉鎖や休校も相次いだ。

 夏休み期間の8月は、10代以下の新規感染者が28日時点で7041人と既に前月を上回るが、全体(2万6248人)に占める割合は26・8%に減少した。一方、20代以上の割合は7月と比べて軒並み上昇し、20~30代は0・7ポイント、40~50代は1・9ポイント増えた。60~70代は3・7ポイント、80代以上も1・4ポイント増加した。

 新学期が始まると児童生徒間での感染が懸念されるが、市保健所の毛利好孝所長(59)は「若い世代の拡大ペースは鈍化している」と指摘。「対策を徹底できれば、学校は感染が広がる場にはならない」と強調する。

 市教委は2学期も、休み時間に窓を開けるといった換気や給食の黙食などの対策を続ける。9月1、2日には小中の各校長へ説明し、徹底を呼びかけるという。市教委健康教育課の内海雅章課長(54)は「1学期とやるべき策は変わらないが、気を引き締めて校内での拡大を防ぎたい」と話した。

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