COPDを鍼灸で治療 福島医大の鈴木教授、シンポで解説
2022年10月17日 (月)配信福島民友新聞
会津若松市の福島医大会津医療センター付属研究所(漢方医学研究室)の鈴木雅雄教授は15日、福島市で講演し、喫煙が主な原因とされる慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)に対する鍼灸(しんきゅう)治療の効果について説明した。
福島医学会と同研究所が鈴木氏の教授就任を記念し、学術集会として開いた。集会ではシンポジウムが開かれ、COPDを臨床研究の主軸テーマとしている鈴木氏が講演した。
鈴木氏は臨床研究のデータを交えながら、筋肉の緊張を和らげる鍼灸治療の効果を解説し「病院で寝たきりだったCOPD患者の男性がはり治療やリハビリをすることで、退院することができた」と話した。
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