コロナ労災急増 前年同期比2.75倍374件 1~6月県内 /長崎
2022年9月17日 (土)配信毎日新聞社
新型コロナ:コロナ労災急増 前年同期比2.75倍374件 1~6月県内 /長崎
長崎労働局は、1~6月の県内の新型コロナウイルスによる労働災害の発生が前年同期比2・75倍の374件だったと発表した。うち病院などの医療保健業が176件、老人ホームなどの社会福祉施設が166件を占め、コロナが医療や介護現場の労働者を直撃している実態が明らかになった。
医療保健業は同2・84倍、社会福祉施設は同2・91倍に急増した。他は▽商業11件▽通信業7件▽建設業6件▽製造業5件――だった。
労働者が就業中にコロナに感染して休業した場合、事業主は労働者死傷病報告書を労働基準監督署に提出することが必要。労災認定されれば休業補償や治療費が労災保険から給付される。医師や看護師、介護業務の従事者は業務外で感染したことが明らかな場合を除き、原則給付対象になる。【樋口岳大】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます