茨城政懇 「日本支える」がん治療 元厚労相「患者に選ばせる時代」
2018年5月8日 (火)配信茨城新聞
茨城政経懇話会の5月例会が7日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、初代厚生労働大臣で東京医科大特任教授の坂口力氏が「がんが治る時代がきた」と題して講演した。坂口氏は、治癒率が高いとされる治療法を紹介するとともに、がんを治すことによって「元気で働ける高齢者が増え、日本を支えることができる」と持説を展開した。
日本人の死亡原因で、がんが1位となっている現状について「主に高齢化が要因。今後もがんの死亡数は増加する」と指摘した。一方、日本と同じく高齢化が進むアメリカでは、1990年ごろからがん死亡率が下がっているという事例も紹介した。
「日本の医療者が排除する治療法について、アメリカは真剣に取り組んでいる。医師も患者に治療法を選ばせる時代になった」と、背景にある日米間の考え方の違いを強調した。
「免疫療法」や「遺伝子療法」など代替医療を巡るアメリカの研究にも触れ、「(効果的という)提言は傾聴に値する。『治る』治療の足音は近づいている」と締めくくった。
2018年5月8日 (火)配信茨城新聞
茨城政経懇話会の5月例会が7日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、初代厚生労働大臣で東京医科大特任教授の坂口力氏が「がんが治る時代がきた」と題して講演した。坂口氏は、治癒率が高いとされる治療法を紹介するとともに、がんを治すことによって「元気で働ける高齢者が増え、日本を支えることができる」と持説を展開した。
日本人の死亡原因で、がんが1位となっている現状について「主に高齢化が要因。今後もがんの死亡数は増加する」と指摘した。一方、日本と同じく高齢化が進むアメリカでは、1990年ごろからがん死亡率が下がっているという事例も紹介した。
「日本の医療者が排除する治療法について、アメリカは真剣に取り組んでいる。医師も患者に治療法を選ばせる時代になった」と、背景にある日米間の考え方の違いを強調した。
「免疫療法」や「遺伝子療法」など代替医療を巡るアメリカの研究にも触れ、「(効果的という)提言は傾聴に値する。『治る』治療の足音は近づいている」と締めくくった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます