8月8日に実施した新型コロナウイルス感染症の遺伝子検査の結果、市内で新たに18、19例目(県内30、31例目)となる感染者が確認されました。
はじめに、18例目(県内30例目)の方は、松江市内在住の10歳代の男性で、立正大学淞南高等学校に在学中の高校生です。
8月5日から発熱の症状があり、8月7日から味覚・嗅覚障害、8月8日からは、のどの痛みの症状が現れました。
校医の先生から保健所に相談があったため、帰国者・接触者外来で検体を採取し、島根県保健環境科学研究所で検査をしたところ、本日、陽性であることが判明いたしました。
現在は、症状が軽いことから保健所の指導のもとに学校関連施設内で待機し、明日、感染症対策を講じた医療機関に入院予定です。
次に、19例目(県内31例目)の方は、松江市内在住の70歳代の男性です。
8月6日に発熱及び咳の症状があり、8月6、7日に市内の各医療機関を受診しましたが、その後も症状が継続したことから、8月7日に医療機関から保健所に相談があり、8月8日に帰国者・接触者外来で検体を採取し、島根県保健環境科学研究所で検査をしたところ、本日、陽性であることが判明いたしました。
現在は、症状が軽いことから保健所の指導のもとに自宅で待機し、明日、感染症対策を講じた医療機関に入院予定です。
今後、感染者の行動歴の調査、濃厚接触者の把握を行い、濃厚接触者に対しては健康状況、行動歴を調査するとともに、検査を実施する予定です。
最後に市民の皆様へのお願いでございますが、
現在、全国で1日当たりの感染者が1500名を超える日もあり、都市部から地方への感染拡大の様相を呈しています。
市民の皆様には、引き続き、感染予防の基本である「手洗いの励行」、「マスクの着用」、「3つの密を避ける」にご協力をいただき、感染しない、感染させない行動へのご協力をお願いします。
また、新型コロナウイルス感染症の発生状況については、市民への注意喚起及び感染拡大防止を目的に公表しているところですが、感染者探しやSNS 等による誹謗中傷が全国で相次いでいる状況です。
このような行為は厳に慎んでいただくよう、強くお願いいたします。
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