膵がん治験費2日で1千万 ネット募集に600人寄付
2019年6月13日 (木)配信共同通信社
治療が困難な膵臓(すいぞう)がんに対する薬剤の有効性や安全性を調べる治験費用の調達を、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで進めていた関西医科大(大阪府枚方市)は12日、寄付が目標の1千万円を超えたと明らかにした。10日に企画を発表していた。
同医科大やクラウドファンディング運営会社によると、10日午前に開始し、11日深夜に目標額を達成、この間600人以上から寄付があり、多くが関西から。「妻が膵がんと診断されたが治療が進まない。患者が希望を持てるよう頑張って」(兵庫県の男性)、「私と同じ膵がんの仲間のため研究を続けてほしい」(福岡県の女性)、「父を膵がんで亡くした。治療法の確立を願う」(大阪府の女性)などの応援メッセージも寄せられた。
里井壮平(さとい・そうへい)教授らは、死亡率の高い膵がんの中でも特に治療が困難な腹膜(内臓を包む膜)に転移したケースに対し2種類の薬剤を使う手法を開発。保険適用を目指し治験を計画したが、国の補助金が確保できないなど資金調達が難航していた。
今後も続け、次の目標を2500万円に設定し、治験のデータ管理などに必要な費用に充てる。
里井教授は12日「達成できるのか不安だったが、ご支援と心に響く応援に大きく勇気をもらった」とコメントを出した。
11日には、大阪府三島救命救急センター(高槻市)が、組織の運営資金を募るクラウドファンディングの開始7日目で目標の2千万円を達成したと明らかにした。
2019年6月13日 (木)配信共同通信社
治療が困難な膵臓(すいぞう)がんに対する薬剤の有効性や安全性を調べる治験費用の調達を、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで進めていた関西医科大(大阪府枚方市)は12日、寄付が目標の1千万円を超えたと明らかにした。10日に企画を発表していた。
同医科大やクラウドファンディング運営会社によると、10日午前に開始し、11日深夜に目標額を達成、この間600人以上から寄付があり、多くが関西から。「妻が膵がんと診断されたが治療が進まない。患者が希望を持てるよう頑張って」(兵庫県の男性)、「私と同じ膵がんの仲間のため研究を続けてほしい」(福岡県の女性)、「父を膵がんで亡くした。治療法の確立を願う」(大阪府の女性)などの応援メッセージも寄せられた。
里井壮平(さとい・そうへい)教授らは、死亡率の高い膵がんの中でも特に治療が困難な腹膜(内臓を包む膜)に転移したケースに対し2種類の薬剤を使う手法を開発。保険適用を目指し治験を計画したが、国の補助金が確保できないなど資金調達が難航していた。
今後も続け、次の目標を2500万円に設定し、治験のデータ管理などに必要な費用に充てる。
里井教授は12日「達成できるのか不安だったが、ご支援と心に響く応援に大きく勇気をもらった」とコメントを出した。
11日には、大阪府三島救命救急センター(高槻市)が、組織の運営資金を募るクラウドファンディングの開始7日目で目標の2千万円を達成したと明らかにした。
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