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【滋賀】守山市民病院 経営移行へ「済生会」と協議 累積債務18億円

2017年05月06日 09時45分07秒 | 地域
【滋賀】守山市民病院 経営移行へ「済生会」と協議 累積債務18億円
2017年5月2日 (火)配信毎日新聞社

 経営難が続いている守山市立の守山市民病院(同市守山4)について、市は28日、社会福祉法人「済生会」と経営移行に関する協議を始めると発表した。急性期から慢性期までの医療を提供するなど病院の基本的な役割を引き継いでもらうことなどを前提にすることで合意。今後、譲渡か指定管理かの移行形態や建物などの取り扱いを協議し、早ければ来年4月にも移行するという。
 守山市民病院は1982年、私立病院を市が受け継いで開院。しかし、周辺に済生会県病院(栗東市)や滋賀医科大病院(草津市)などがあるため経営が悪化。ここ数年は一般会計からの繰り入れが年5億4000万円に上っていた。2016年度末決算見込みで資本金約21億円に対し累積債務は約18億円に達し、数年後に債務超過に陥る可能性が高い。記者会見した宮本和宏市長は「最重要課題の医師確保が思うように進まず、市の直営は限界。このような事態になり、市民に心よりおわびする」と陳謝した。
 移行協議に入る前提として、他に▽内科、外科、小児科、整形外科を堅持▽現病院長を継続し、滋賀医科大との関係性を重視▽勤務している医師や看護師らの雇用の確保――などに合意している。5月中に市民向け説明会を開き、6、7月に市議会などと協議するという。【衛藤達生】

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