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6月も熱中症に注意 暑さに体慣れず

2017年05月30日 06時23分47秒 | 医療情報
6月も熱中症に注意 暑さに体慣れず
2017年5月29日 (月)配信共同通信社

 国内では、暑さが原因でめまいがしたり、体がだるくなったりする熱中症で、年間4万~5万人が救急搬送されている。夏本番を迎える7、8月が最も多いが、医師は体が暑さに慣れていない6月も注意してほしいと呼び掛けている。
 熱中症は、暑さで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまくいかなくなって起きるさまざまな症状。意識障害で死に至る危険もある。運動中だけでなく、温度や湿度が高ければ部屋にいてもかかる人がいる。
 東京都立多摩総合医療センターの清水敬樹(しみず・けいき)救命救急センター長は「暑さに体が慣れていない時期は、汗をかいて体を冷やす機能がうまく働かないことがあるため、注意が必要だ」と指摘する。
 総務省消防庁によると、昨年、一昨年とも5、6月にそれぞれ3千人前後が熱中症で救急搬送された。今年も5月に入って最高気温が35度以上の猛暑日になった地域もあり、1~21日に全国で1868人が搬送され、2人が死亡した。約45%は65歳以上の高齢者で、4人に1人は住宅にいて発症していた。
 清水センター長は「症状が出た場合はすぐに涼しい場所に移動し、意識がもうろうとしたときや、休んでも症状が回復しないときは早めに病院を受診してほしい」と話している。

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