かつては日本各地で猛烈に繁殖し、厄介な雑草としてニュースになったこともある「セイタカアワダチソウ」です。
この近辺でも、かつては至る所に生えていたこの草も、最近はあまり見かけなくなっていて、たまに見つけてのひっそりと咲いていることが多いです。
なので、このようにまとまって咲いているのを見るのは久しぶりです。
で、ここはもう20年近く空き家になっている家の庭で、去年はまったく生えていません。
生えているのはここの庭だけで、周辺にはまったく生えていない。
ということは・・・・。
誰かが意図的に種を蒔いた?。
たぶん、偶然だろうとは思うが・・・・。
ちなみに、このセイタカアワダチソウ。
根から「発芽抑制物質」を出し、他の植物の種の発芽を抑制して大繁殖をするらしいが、その発芽抑制物質で自らの種の発芽もできなくしているらしい。
そのため、どんなに大繁殖をしても、数年後には消えてしまう。
ということは・・・・。
ここも数年後には生えなくなる?。
大繁殖で社会問題になったことを知らない若い世代だと「きれいですね!」というが、私などの世代だと複雑な心境です。
かつては近隣の空き地に嫌というほど生えていたが、今はほとんど見つからない。
一度生えて絶えたところには二度と生えないのかも。
そう、ここは今まで生えたのを見たことがないから。
それにしても、この種はどこからやってきたのか。
空き地も無くなりそう言えばあの群生は見なくなりましたね。