カタクリの花。
最近は激減してしまい、滅多にお目にかかれない存在に。
が、昔は至る所に生えていて、この球根からとれる澱粉が本物の「片栗粉」であるが、今はジャガイモから取れる澱粉で作られているという。
で、このカタクリたち。
今から20年以上も前に手に入れたものと、そこから採れた種を蒔いて増やしたものです。
花はどれも微妙に違いがあります。
で・・・・。
このひょろっと伸びているのがカタクリの実生苗です。
成長は非常に遅く、花が咲くようになるのは、順調に育っても8年位はかかるようです。
地上に姿を見せているのは3か月ほどで、後の9か月は地中暮らし。
そのため、いつの間にか消えてしまうものも。
最近はほとんど放置しているため、だいぶ数が減っています。
その一方で・・・・。
これは「節分草」です。
今年も花はたくさん咲いていたが・・・・。
何となく写し忘れていて、紹介できませんでした。
ちなみに、節分草あまり見かけなくなっているが、これはすべて「実生苗」です。
10数年前に花の咲いている鉢植えを買い、それにできた種をもとに実生で増やしたのです。
カタクリとは違い、実生3年くらいで花を咲かせるようになります。
このプランターも、もともとはカタクリの実生苗を植えていたが、今は節分草が占拠した状態です。
で、これは全体の中の一部であって、これら以外にもたくさんあります。
外来種の黄花節分草もあったが、こちらは消えました。
追加の画像です。
消えたと思っていた黄花セツブンソウが咲いていました。
周りにある葉は日本在来の節分草です。
これは実生で増やしたものだが、その中に1本だけ黄花節分草が混じっています。
こんなところでもひっそりと咲いています。
ここは2年前にアライグマに鉢をひっくり返されたところで、その生き残りだと思うが。
運が良いと種ができて増えるのだが・・・・。
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