てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

癒しの詩人、坂村真民氏

2006-12-16 11:35:47 | 暮らしと生活
 癒しの詩人、坂村真民氏が97歳でご逝去された。私はその人となりをよくは存じ上げないが、氏の座右の銘「念ずれば花ひらく」は56年に発表されて国内外で反響を呼び、詩碑が全国に建てられた。真民詩碑は、日本全国43都道府県に分布、その数は海外と合わせれば、現在460余基あり「癒やしの詩人」とまで呼ばれたそうだ。
 その中の一節「二度とない人生だから」はあまりにも有名であり、誰しも見聞きされたことと思われる。
 教鞭をとった新田高等学校始め、お住まいの愛媛・砥部町は私の第二の故郷である松山と大いに縁がある。また本名の昂(たかし)は、私の好きな星座の一つである「昂」(すばる)にも通じ一層の親近感を持っていた。
 真民さんの詩に常に励まされて生きてきたといっても過言ではない。

 ところで下記の参考サイトに記した「坂村真民の世界」は、娘さんご夫妻が作ったホームページである。これに触発されて、私のホームページにも、90歳になる岳父のページを加えようと思い立った。

 齢を重ねるた人の話には、それだけで貴重なものがある。
 ある時、義父の高知出兵での戦争体験が高知・土佐山田の鏡野中学校の網藤教諭に知れるところとなり、「佐岡空襲~それぞれの青春~」(2003年2月11日、鏡野中学校教諭・網藤武志著、B5判/82頁)として本になった。
 その内の22頁を割いて義父の「私の戦争手記」を掲載してくださったことがある。

 義父は来し方をこまめに日誌に認めている。坂村真民氏にははるか遠く比ぶべくもないが、義父の元気なうちに若き日の思い出話や体験談を整理しておくのも私の役目かなと認識した次第。

【参考サイト】
坂村真民の世界
坂村真民さんと詩国(鳩寿)
坂村真民(さかむら しんみん)
コメント (6)
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