てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

讃岐うどん

2006-12-02 23:06:49 | グルメと料理
 最近のうどんブームに乗じて、とうとう「UDON」ってな映画も登場したが、それはさておき、倅の看護で坂出に常駐している間に“讃岐うどん”の真髄を味わってみた。

 倅のイチオシ「上原製麺所」を訪れた。看板も暖簾もなくて、路地裏にあるため知る人ぞ知る存在。かねてより目星をつけていたので、すぐに辿りつけたが、一見さんには見つけ難い店だ。
 いわゆる製麺所タイプのうどん屋さんは、大抵が製造場所とは隔離された別の小部屋でうどんを食べるのだが、上原製麺は、食べるところが完全な工場内にある。しかも食卓代わりに会議机が1卓あるだけ。

 メニューは1玉か2玉か、温かいか冷たいかのみ。ラインから流れる、打ちたてホヤホヤうどんをそのまま、薬味のネギとオロシショウガをトッピングして、出汁をかけるだけ。純粋なかけうどんオンリー。
 
 普段は大玉は食べ切れないので躊躇したが、かみさんと思い切って大玉(2玉で200円)を注文したところ、難なく二人ともペロッと平らげた。
 うどんは適度のコシがあり、もちもちした食感。出汁は色・味ともに讃岐にしては濃いが、噂に違わぬ旨さであった。
 うどんを作る機械たちに囲まれて食べるかけうどんは絶品。気分は「製麺所の従業員が休憩でうどんを食べる」ってな感じで乙なもの。ついつい持ち帰り麺(1玉60円)を10玉求めた。しめて1,000円也。

 営業時間は一応11:00~13:00だが、12時半には売り切れになることもあるという。定休日は日曜日・祝日。
 帰り際に私達が県外からの客と分かった途端に、店主が奥からに冊子を取り出してきて「今、スタンプラリーをやっているので是非ともご応募を!」とPRされた。


民家と見紛いそうな製麺所

かけうどん

うどんを作る機械たち
コメント (2)
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