我が家には猫の額ほどの箱庭がある。狭いながらも日頃から害虫駆除の予防と、1年に一度の庭木の剪定は欠かせない。
昨日は庭師2人、一日がかりで庭木をきれいに剪定して頂いた。親父の代から出入りしている庭師で、やはり二代目である。根っからの職人タイプで、寡黙ながら手際よく働く。朝8時前から仕事にかかり、この暑さにもかかわらず碌に休みもとらず、3時半頃には終了。
庭に1本だけ残る松の木、どうも元気がないと思っていたら、どうやらアマコが付いたようだ。生き残っているような葉だけ剪定して貰った。
一昨年には樅の大木が枯れた。一度は芽吹いた後、次第に変色し、夏の終わりにはすべての枝葉が枯れた。前年の剪定で2年分をバッサリ刈り込んだことが一因かと思っていたが、庭師の見立てでは根から幹へ虫が入っており、直径26㎝の大木を押すとグラグラ。やわらかい木はどうしてもやられ易いそうだ。
十数年前には御用の松が1本松くい虫にやられて枯れた。母方の祖父が、わが庭の見事な松を見て、(母の)嫁入りを決意させたとのエピソードが残る。
また、庭をリニューアルする際、造園業者をして「この松1本と交換で造園料を只にしてあげる」と言わしめたほどの松だった。
樅の木は子どもの頃、弟とよく登って遊んだ大木だ。わが家のシンボルとも言える老木がまた1本姿を消し、続いて松の木に及んではならじと、今から間に合うかどうか分からぬが、今朝慌てて予防薬を施した。
昨日の剪定くずは、大きなビニール袋に10袋になった。野焼きが市条例で禁じられているので、何回かに分けてゴミ収集日に出すしかない。これも剪定の後片付けと並んで大変な作業である。
かつては庭に小さな池があり鯉を飼っていたが、池や濾過装置の定期清掃など水質管理に音を上げ、枯山水にした経緯がある。いくら狭くても庭や庭木の管理には手間とお金がかかる。これからは庭木の予防と併せて、庭木の剪定も自分で出来るように心がけたいものだ。

アマコにやられ元気のない松

門前にある2本目の松

西から見た庭

東から見た庭

北から見た庭

池を埋めて枯山水

一昨年枯れた樅の大木

剪定くず
昨日は庭師2人、一日がかりで庭木をきれいに剪定して頂いた。親父の代から出入りしている庭師で、やはり二代目である。根っからの職人タイプで、寡黙ながら手際よく働く。朝8時前から仕事にかかり、この暑さにもかかわらず碌に休みもとらず、3時半頃には終了。
庭に1本だけ残る松の木、どうも元気がないと思っていたら、どうやらアマコが付いたようだ。生き残っているような葉だけ剪定して貰った。
一昨年には樅の大木が枯れた。一度は芽吹いた後、次第に変色し、夏の終わりにはすべての枝葉が枯れた。前年の剪定で2年分をバッサリ刈り込んだことが一因かと思っていたが、庭師の見立てでは根から幹へ虫が入っており、直径26㎝の大木を押すとグラグラ。やわらかい木はどうしてもやられ易いそうだ。
十数年前には御用の松が1本松くい虫にやられて枯れた。母方の祖父が、わが庭の見事な松を見て、(母の)嫁入りを決意させたとのエピソードが残る。
また、庭をリニューアルする際、造園業者をして「この松1本と交換で造園料を只にしてあげる」と言わしめたほどの松だった。
樅の木は子どもの頃、弟とよく登って遊んだ大木だ。わが家のシンボルとも言える老木がまた1本姿を消し、続いて松の木に及んではならじと、今から間に合うかどうか分からぬが、今朝慌てて予防薬を施した。
昨日の剪定くずは、大きなビニール袋に10袋になった。野焼きが市条例で禁じられているので、何回かに分けてゴミ収集日に出すしかない。これも剪定の後片付けと並んで大変な作業である。
かつては庭に小さな池があり鯉を飼っていたが、池や濾過装置の定期清掃など水質管理に音を上げ、枯山水にした経緯がある。いくら狭くても庭や庭木の管理には手間とお金がかかる。これからは庭木の予防と併せて、庭木の剪定も自分で出来るように心がけたいものだ。

アマコにやられ元気のない松

門前にある2本目の松

西から見た庭

東から見た庭

北から見た庭

池を埋めて枯山水

一昨年枯れた樅の大木

剪定くず