大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

志賀島の椿油つくり

2013年04月30日 22時08分12秒 | 日記
志賀島では毎年、婦人会が伝統的な椿油づくりをされています。
2007年の時、12月10日椿油作りがあると聞き、見学に行きました。
最近やっとその時の写真を見つけ出しましたので、
紹介したいと思います。

 まず各地で拾い集められた種です。    
 それを足踏み臼で砕きます。    
 殻をふるいにかけ落とします。      
 それから蒸し器で蒸します。     
 圧縮絞り器でしっかり絞ります。     
 すると、たらたらと油が出てきました。

道具が残っていたので続けられたことだそうです。
しかし、当時も高齢化が進んで、
手伝ってくれる人も少なくなってきたし、
何時まで続けられるか心配。と、
志賀島婦人会の方々は話されていました。

最初の写真には観光客も見学に来られていたところが写つています。
志賀島休暇村に泊っていた方でした。
小さい時はうちもこうして椿油を作っていましたよ。
懐かしいですね。
と言われていたことを思い出しました。

椿は地域の産物「椿油」として、
地元の美味しい名物料理として、
そして、観光にも一役買っていたのです。

志賀島の椿と鰆の味ご飯

2013年04月30日 21時12分54秒 | 日記
「やぶつばき」を気にしているとツバキの話がよく目に付きます。
「やぶつばき」は野性ツバキの和名。
一般にはツバキと言われていることも判りました。

住い近くの志賀島にも沢山のツバキがあります。
その一つが中津宮古墳があるところです。



<志賀島の中津宮古墳><やぶつばきのトンネルの下階段を上って行く→中津宮の社、古墳→県指定史跡の看板>

志賀島の鰆(さわら)の味ご飯―ツバキ油の隠し味

フラワーピクニックの観光PR誌によると、
この志賀島の春の名物料理が、「鰆の味ご飯」。
地元の人は「ジージーママ」と言われるそうです。
「ジージー」というと
赤ちゃんがおじいちゃんの事をジージーと呼ぶようで、
おじいちゃんが作ってくれるものか?
と思ったら、
さにあらず。魚の事だそうです。
そういえば昔なんだか聞いたような響きです。
ではママはお母さん?
ではなく、ご飯のこと。
「ママ食うたね。」(ごはんたべたねぇ。)は、
人と出会った時の挨拶言葉でした。
赤ちゃんに「お腹すいたね、今ママやるよ」なんて言ってたですよね。

ところでPR誌には「ジージーママ」(鰆の味ご飯)の作り方も書いてあります
―――とても簡単!
牛蒡と人参、小さく刻んだ鰆を醤油で味付けし、ご飯と一緒に炊くだけ。
隠し味に志賀島名産の「椿油」を少量入れるとよりいっそう美味しくなるそうです。
魚偏に春と木偏に春。春がそろいます。

「つばき油」は志賀島の名産品なんですね。
そういえば志賀島の休暇村には「つばき油」も売ってあります。

「つばき油」は髪にとても良いと知っていました。
又、「つばき油」で<てんぷら>をすると、とても美味しいそうですが、
高価過ぎて勿体ないと聞いたことがありました。
でも、味ご飯の隠し味に使うとは! 
なるほど!
食べてみたいですね。海を眺めながら、、、

志賀島は「金印」の出土地、万葉集の防人の歌、
安曇・海人族の地として歴史的にも注目を集めています。
今も豊かな玄海灘の海の幸に恵まれ漁業が盛んなところです。
海を一望できる景観に加え天然温泉も開発され、
国営の海の中道公園と隣接する観光保養地として注目を集めています。
温泉は汐湯。体にたまった毒出しに効果があると評判です。

遊びに来んね。よかとこよ。