大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

憲法施行日の新聞プレゼント

2017年05月11日 06時29分19秒 | 日記
母の日がまじかになって、デパートやスーパー等では母の日プレゼント商戦がたけなわです。
親孝行したい時には~~というお話もあり、プレゼントは宙に浮いたままですが~。
母のこと、母の生きた時代、母からのプレゼント等など母を思い出す良い日になってると思います。
母から娘へのプレゼントに「憲法施行日の西日本新聞」といったものがありました。
「日本国憲法が施行された1947年5月3日付けの西日本新聞が、福岡県飯塚市の元小学校教諭、篠栗富美子さん(83)宅に残されている。58年前の嫁入り道具だった箪笥から、昨年末、篠栗さんが偶然見つけた。国民主権、戦争放棄を誓った記念の日の新聞を、戦争で家族を亡くした母が忍ばせてくれていたのだろう。」「終戦を伝える45年8月15日付けの本紙もあった」そうです。「母は実姉を長崎原爆で失っている。『戦争で、家族を失う悲しさを知っているからこそ、不戦を誓った憲法の尊さを私に託そうとしたのではないか』と、娘の嫁入り支度をする母の姿を想像する」、笹栗さんは娘としての気持ちを話されています。
紹介された新聞には「紙面には平和への感謝と未来への希望があふれている。母たちの思いを未来に託し、恒久平和を願いたい」とあり、母からのプレゼントへの思いが結ばれています。
(下:2017年5月3日西日本新聞・糸山信「母から娘へ平和憲法 70年前「施行日の本紙」たんすに 「不戦の誓い未来に」 飯塚の笹栗さん」より)