4月4日 83-85番札所を自転車+歩きで巡る。 昼前から終日 雨。
昨夜は高松空港からやや離れて走る県道13号線沿いにあった道の駅「香南楽湯」に泊まったのだが、到着が21時。大急ぎで風呂に入って食事処に行ったのが21:31分、楽しみにしていたのに、おつまみはおろかビールも9時30分がオーダーストップだそうな。お姉さんに「ビールだけでも、何とかして下さい!」とお願いしてみたけど、駄目でした。
そんな事のあった翌日(今日)は気の良い人に沢山巡り逢いました。
83番一宮寺の駐車場に車を置き、自転車で出かけました。 17km程走って、屋島の麓に近づきました。歩きコースの登り口をゴルフ練習場の前の歩道で素振りの真似事をしていた若者に声を掛けて聞いてみると「案内してあげます!!」と言って先導しはじめた。最初は歩きだったのが、僕がスピード抑えて自転車で付いて行くと、「走りますね!」と言ってスピードアップしてくれる。 そして登り口が脇を通る小学校の手前の溜池の土手の下まで案内してくれた。そのお兄さんには、好意に甘えて写真まで撮って貰っちゃいました。
自転車を溜池の脇の東屋のある公園に置き、歩きで登り始めました、雨も降り始めました。 程なく中年女性の10人程のグループに追いつきました。花見をやろうとやって来た様です。でも皆んな歩き慣れた人たちで雨になったからと言って止めるような柔じゃありません、中には屋島登山の大関や横綱クラスの人も混じっているそうです。大横綱クラスのトップは8000回以上もの登山履歴があるそうで登山道の上の方には番付表が張り出してありました。 なんだかんだとオシャベリに付き合いながら登って行ったのですが、山門のあたりでお別れするとき、中の一人が「誰かに似ていると思ったけど、ヒノハラさんだわ...」、 「えっ、ヒノハラさんって90行ってる日野原さんですか?」 「そうそう、いい顔してるわよ、あなた」・・・ うーん、普段から毒気の無い顔ではありますが、褒められた事にしておきましょう。
八栗寺も屋島と同じく麓まで自転車走行して、登りに入ると歩きに切り替えて参拝しました。降りて来てから琴電「八栗」駅から自転車を持って電車に乗って一ノ宮まで戻る予定でいました。 切符を買って、自転車を折りたたんで、改札を通過しようとした時、女性の駅員さんに呼び止められました。「むき出しのままでは、電車に乗せられません!」とね。 そりゃ、それが常識だけどおれは電車に乗らないと車のところまで戻る元気はもう無いのよ! 最悪自転車をこの駅前に置いて電車に乗ることも考えましたよ。 ところが、その駅員さん大きなビニールの袋を持ち出して「これを被せて下さい!」、車輪は納まったけれど、ハンドルが出ている。 もう一枚袋を持ってきてくれた。 これで目出度く改札も通過させて下さいました。琴電の駅員さんありがとう!!
次は一宮駅で降りてからのこと。 自転車は雨に打たれて濡れていたけれど、ビニール袋のおかげで、このままの状態なら車に持ち込んでも問題ない。 そこで、袋に覆われた自転車はそのままにしておいて、駅から歩いて一宮寺の駐車場まで車を取りに行こうと考えた。 駅員さんに「この荷物をベンチの付近に10分ほど置かせて貰えますか?」と聞くと、一瞬考えてから「個人的に預かってあげます、事務室の中に入れて下さい」と言って、自転車を預かってくれました。いやー感謝ですね。
次の話題は”四国の家”
とある地方では”ウダツ”を上げるのが一応の成功者であったりするようです。 この四国では多層の瓦葺屋根を持った母屋、塀と玄関を備え、玄関脇の塀の上から枝振りがそれなりの松の樹が枝を覗かせている。そんな家を構えることが一応の大人の証であるのだろう。
掲載した写真は屋根が多層で無い事を除けば、典型的な家ですね。 まあそれはそれで結構なことなのだが、どこか画一化していて面白みは無い。
ところが、屋島の麓を八栗に向かう途中で見かけたお宅は一風変わっていました。
道路から塀を下げて設けてあります。 そして塀と道路の間の敷地に庭が作ってある趣なのです。写真では石組みの豪華さが上手く伝わりませんが、三波石系の大きな立派な石を中心にした石組みと、松の樹も植えてあります。母屋は昔の藁葺き屋根をトタンで覆った様な安っぽさも有るのですが、なかなかの物でした。
昨夜は高松空港からやや離れて走る県道13号線沿いにあった道の駅「香南楽湯」に泊まったのだが、到着が21時。大急ぎで風呂に入って食事処に行ったのが21:31分、楽しみにしていたのに、おつまみはおろかビールも9時30分がオーダーストップだそうな。お姉さんに「ビールだけでも、何とかして下さい!」とお願いしてみたけど、駄目でした。
そんな事のあった翌日(今日)は気の良い人に沢山巡り逢いました。
83番一宮寺の駐車場に車を置き、自転車で出かけました。 17km程走って、屋島の麓に近づきました。歩きコースの登り口をゴルフ練習場の前の歩道で素振りの真似事をしていた若者に声を掛けて聞いてみると「案内してあげます!!」と言って先導しはじめた。最初は歩きだったのが、僕がスピード抑えて自転車で付いて行くと、「走りますね!」と言ってスピードアップしてくれる。 そして登り口が脇を通る小学校の手前の溜池の土手の下まで案内してくれた。そのお兄さんには、好意に甘えて写真まで撮って貰っちゃいました。
自転車を溜池の脇の東屋のある公園に置き、歩きで登り始めました、雨も降り始めました。 程なく中年女性の10人程のグループに追いつきました。花見をやろうとやって来た様です。でも皆んな歩き慣れた人たちで雨になったからと言って止めるような柔じゃありません、中には屋島登山の大関や横綱クラスの人も混じっているそうです。大横綱クラスのトップは8000回以上もの登山履歴があるそうで登山道の上の方には番付表が張り出してありました。 なんだかんだとオシャベリに付き合いながら登って行ったのですが、山門のあたりでお別れするとき、中の一人が「誰かに似ていると思ったけど、ヒノハラさんだわ...」、 「えっ、ヒノハラさんって90行ってる日野原さんですか?」 「そうそう、いい顔してるわよ、あなた」・・・ うーん、普段から毒気の無い顔ではありますが、褒められた事にしておきましょう。
八栗寺も屋島と同じく麓まで自転車走行して、登りに入ると歩きに切り替えて参拝しました。降りて来てから琴電「八栗」駅から自転車を持って電車に乗って一ノ宮まで戻る予定でいました。 切符を買って、自転車を折りたたんで、改札を通過しようとした時、女性の駅員さんに呼び止められました。「むき出しのままでは、電車に乗せられません!」とね。 そりゃ、それが常識だけどおれは電車に乗らないと車のところまで戻る元気はもう無いのよ! 最悪自転車をこの駅前に置いて電車に乗ることも考えましたよ。 ところが、その駅員さん大きなビニールの袋を持ち出して「これを被せて下さい!」、車輪は納まったけれど、ハンドルが出ている。 もう一枚袋を持ってきてくれた。 これで目出度く改札も通過させて下さいました。琴電の駅員さんありがとう!!
次は一宮駅で降りてからのこと。 自転車は雨に打たれて濡れていたけれど、ビニール袋のおかげで、このままの状態なら車に持ち込んでも問題ない。 そこで、袋に覆われた自転車はそのままにしておいて、駅から歩いて一宮寺の駐車場まで車を取りに行こうと考えた。 駅員さんに「この荷物をベンチの付近に10分ほど置かせて貰えますか?」と聞くと、一瞬考えてから「個人的に預かってあげます、事務室の中に入れて下さい」と言って、自転車を預かってくれました。いやー感謝ですね。
次の話題は”四国の家”
とある地方では”ウダツ”を上げるのが一応の成功者であったりするようです。 この四国では多層の瓦葺屋根を持った母屋、塀と玄関を備え、玄関脇の塀の上から枝振りがそれなりの松の樹が枝を覗かせている。そんな家を構えることが一応の大人の証であるのだろう。
掲載した写真は屋根が多層で無い事を除けば、典型的な家ですね。 まあそれはそれで結構なことなのだが、どこか画一化していて面白みは無い。
ところが、屋島の麓を八栗に向かう途中で見かけたお宅は一風変わっていました。
道路から塀を下げて設けてあります。 そして塀と道路の間の敷地に庭が作ってある趣なのです。写真では石組みの豪華さが上手く伝わりませんが、三波石系の大きな立派な石を中心にした石組みと、松の樹も植えてあります。母屋は昔の藁葺き屋根をトタンで覆った様な安っぽさも有るのですが、なかなかの物でした。