4月12日 財布を落とした一日、紀伊・田辺から志摩半島・安乗岬の民宿へ移動
実はこの日の午後に、クレジットカード等の入った財布を不注意で落としてしまったのですが、本人は全く気づくことなく、慌しく旅を続けました。
車中泊した田辺市の海辺の有料駐車場は、夜間に爆音族の走行区域の中心地点であったらしく、真夜中から明け方までバイクでエンジン音をバオン・ブインと撒き散らし走り回っているので快眠出来ない。 一刻パトカーでもやってくるのかサイレンの音が近づくと、爆音連中もどこかに散って静かになるのだが、暫くすると、またぞろ集まってくる。 眠れないので未明の4時に移動を決意、ここに到着する前に通りかかった田辺漁港の岸壁に移り、日が高く登った8時頃まで睡眠を取りました。
この日は、熊野古道の中でも石畳の保存状態が良好な尾鷲市近くの”馬越峠”という峠道を歩いてみるつもりでいたのだが... 朝の出発が遅れた上に、海辺の磯に降りて見たり、潮岬灯台を見学したりしたので、朝に予約を入れた志摩半島の先っぽの安乗岬にある民宿までたどり着くのが精一杯でした。 紀勢自動車道、伊勢自動車道、それに続く鳥羽ラインを走行して行きましたが、最後の鳥羽ラインの途中にある料金所がETCに対応していません、そこで現金を機械に入れる際の停車位置がまづく、ドアを開けて車から降りて硬貨を受け口に放り込む動作をしました。 多分その時に、ポケットから出して膝の上に乗せておいた財布が車外に落ちてしまったらしいのです。 料金を投げ込んで、発進した直後に後続の車が警笛を鳴らすのが聞こえました。しかし警笛を「何をモタモタしてるんだ!!」の嫌味と受け流し宿まで走り続けたのです。 交通不便な安乗崎の民宿は一万円の宿代で海の幸のオンパレードです。 *** 今回の旅の打ち上げ!! *** 的雰囲気でビールも美味しくいただきました。 財布がなくなっているのに気付いていれば、ビールもご馳走も美味しくなかったでしょうけれどね。
4月13日 財布が無事に戻った一日、熊野古道・馬越峠道を歩き、高遠・夜桜見物
朝食を済ませ、宿代を払う頃に財布が見あたらない事に気付きました。 部屋に持ち込んだ荷物、車の中に残してある荷物、全て開けて点検しましたが見つかりません。 クレジットカードの紛失手続きを電話で進めました。 2年前にUKでもカードの置き忘れを体験しましたが、困ったものです(<<他人事モードの物言い)。
昨日高速道路に乗る直前に財布の中からETCカードを取り出して装着したので、その時点では財布は確実にあったのです。 ただ運転中に停止もせずにズボンのポケットから財布を引っ張り出して元に戻せないから股の間に転がしておいて運転を続けていたのです。 そんな事を思い返している内に、鳥羽ライン料金所での車のドアを開けた行動、後続車の警笛、財布の紛失、全て一つに繋がりました「あそこで落とした可能性が高い!!」とね。 鳥羽警察まで赴き、落し物の届けをしました、係りの女性は届出書式を持ち出し、記入するように言います。 住所・氏名・連絡先・財布の色・形・中身・無くなったと思われる地域・時刻等など。 全部記入が済んだ頃「実はもっと早くに教えてあげようかと思いましたが、財布は届いています。 これでしょうか?」と僕の財布を持ち出して見せてくれました。 拾ってくださった方は高知県の方だったそうです。連絡先のメモをいただきました。 後できちんとお礼をしなくちゃね。
一挙に気分が明るくなったので、昨日走った高速道路を尾鷲手前の道の駅「海山(みやま)」まで戻り、熊野古道”馬越峠”をトライして来ました。 この峠道の入り口近くには車が数台駐車出来る余地があります。 歩いている人は、僕達のように「古道の一部を体験してみよう」という人が大半のようですが「伊勢から4日かけてここまで歩いて来て、新宮」まで歩く予定です」と頑張る人も一名いました。その他に、健康のために歩いている雰囲気の地元人もチラホラと。 峠から更に山頂に大石を載せる天狗倉山のピークを踏んできました。
下山後は「家まで車を走らせるのは無理だけれども出来るだけ近づいておこう」と中央高速「伊那」インターまで走り、桜で有名な高遠城近くの河川敷に設けられた無料駐車場で泊まりました。 本当は疲れていたので、すぐに眠りたかったのですが、ビールを探しに町並みを歩いていると「華留運(ケルン)」なる店名の蕎麦・居酒屋に遭遇。そこは南アルプス北部地域の山岳救助隊で永いこと活躍された方がマスターをやってました。美味しいビールを戴いたら元気が回復しちゃったので、城跡の夜桜見物をしてから眠りに就きました。 ここの桜は「タカトオコヒガンザクラ」と呼ぶものだそうで、染井吉野よりもピンク色が濃いですね。
4月14日 高遠から帰宅・昼寝 曇りのち雨
僕達の泊まった無料駐車場には朝の6時には花見客の車が到着してました。 昨晩の夜桜は照明の明かりで見たので、自然な状態でも見たかったので、明るくなった6時半ごろ城跡に登りました。
花見を済ませ、混まない内に高遠とサヨナラ!! 甲府の少し手前まで一般国道を走り、その後中央高速を使って午前11時30分、無事に家にもどりました。 全走行距離3700kmほどの旅でした
実はこの日の午後に、クレジットカード等の入った財布を不注意で落としてしまったのですが、本人は全く気づくことなく、慌しく旅を続けました。
車中泊した田辺市の海辺の有料駐車場は、夜間に爆音族の走行区域の中心地点であったらしく、真夜中から明け方までバイクでエンジン音をバオン・ブインと撒き散らし走り回っているので快眠出来ない。 一刻パトカーでもやってくるのかサイレンの音が近づくと、爆音連中もどこかに散って静かになるのだが、暫くすると、またぞろ集まってくる。 眠れないので未明の4時に移動を決意、ここに到着する前に通りかかった田辺漁港の岸壁に移り、日が高く登った8時頃まで睡眠を取りました。
この日は、熊野古道の中でも石畳の保存状態が良好な尾鷲市近くの”馬越峠”という峠道を歩いてみるつもりでいたのだが... 朝の出発が遅れた上に、海辺の磯に降りて見たり、潮岬灯台を見学したりしたので、朝に予約を入れた志摩半島の先っぽの安乗岬にある民宿までたどり着くのが精一杯でした。 紀勢自動車道、伊勢自動車道、それに続く鳥羽ラインを走行して行きましたが、最後の鳥羽ラインの途中にある料金所がETCに対応していません、そこで現金を機械に入れる際の停車位置がまづく、ドアを開けて車から降りて硬貨を受け口に放り込む動作をしました。 多分その時に、ポケットから出して膝の上に乗せておいた財布が車外に落ちてしまったらしいのです。 料金を投げ込んで、発進した直後に後続の車が警笛を鳴らすのが聞こえました。しかし警笛を「何をモタモタしてるんだ!!」の嫌味と受け流し宿まで走り続けたのです。 交通不便な安乗崎の民宿は一万円の宿代で海の幸のオンパレードです。 *** 今回の旅の打ち上げ!! *** 的雰囲気でビールも美味しくいただきました。 財布がなくなっているのに気付いていれば、ビールもご馳走も美味しくなかったでしょうけれどね。
4月13日 財布が無事に戻った一日、熊野古道・馬越峠道を歩き、高遠・夜桜見物
朝食を済ませ、宿代を払う頃に財布が見あたらない事に気付きました。 部屋に持ち込んだ荷物、車の中に残してある荷物、全て開けて点検しましたが見つかりません。 クレジットカードの紛失手続きを電話で進めました。 2年前にUKでもカードの置き忘れを体験しましたが、困ったものです(<<他人事モードの物言い)。
昨日高速道路に乗る直前に財布の中からETCカードを取り出して装着したので、その時点では財布は確実にあったのです。 ただ運転中に停止もせずにズボンのポケットから財布を引っ張り出して元に戻せないから股の間に転がしておいて運転を続けていたのです。 そんな事を思い返している内に、鳥羽ライン料金所での車のドアを開けた行動、後続車の警笛、財布の紛失、全て一つに繋がりました「あそこで落とした可能性が高い!!」とね。 鳥羽警察まで赴き、落し物の届けをしました、係りの女性は届出書式を持ち出し、記入するように言います。 住所・氏名・連絡先・財布の色・形・中身・無くなったと思われる地域・時刻等など。 全部記入が済んだ頃「実はもっと早くに教えてあげようかと思いましたが、財布は届いています。 これでしょうか?」と僕の財布を持ち出して見せてくれました。 拾ってくださった方は高知県の方だったそうです。連絡先のメモをいただきました。 後できちんとお礼をしなくちゃね。
一挙に気分が明るくなったので、昨日走った高速道路を尾鷲手前の道の駅「海山(みやま)」まで戻り、熊野古道”馬越峠”をトライして来ました。 この峠道の入り口近くには車が数台駐車出来る余地があります。 歩いている人は、僕達のように「古道の一部を体験してみよう」という人が大半のようですが「伊勢から4日かけてここまで歩いて来て、新宮」まで歩く予定です」と頑張る人も一名いました。その他に、健康のために歩いている雰囲気の地元人もチラホラと。 峠から更に山頂に大石を載せる天狗倉山のピークを踏んできました。
下山後は「家まで車を走らせるのは無理だけれども出来るだけ近づいておこう」と中央高速「伊那」インターまで走り、桜で有名な高遠城近くの河川敷に設けられた無料駐車場で泊まりました。 本当は疲れていたので、すぐに眠りたかったのですが、ビールを探しに町並みを歩いていると「華留運(ケルン)」なる店名の蕎麦・居酒屋に遭遇。そこは南アルプス北部地域の山岳救助隊で永いこと活躍された方がマスターをやってました。美味しいビールを戴いたら元気が回復しちゃったので、城跡の夜桜見物をしてから眠りに就きました。 ここの桜は「タカトオコヒガンザクラ」と呼ぶものだそうで、染井吉野よりもピンク色が濃いですね。
4月14日 高遠から帰宅・昼寝 曇りのち雨
僕達の泊まった無料駐車場には朝の6時には花見客の車が到着してました。 昨晩の夜桜は照明の明かりで見たので、自然な状態でも見たかったので、明るくなった6時半ごろ城跡に登りました。
花見を済ませ、混まない内に高遠とサヨナラ!! 甲府の少し手前まで一般国道を走り、その後中央高速を使って午前11時30分、無事に家にもどりました。 全走行距離3700kmほどの旅でした