スノーボード初体験

2009-12-31 20:01:58 | タナカ君的日常
 今までスキーばかりでスノーボードに乗ったことはありませんでした。 それが昨晩の簗場の山荘ではショージ君の8-9月に行ったNZスノボ研修(NZ Snow Academy Instructor Training Programme)の話で盛り上がってしまった。 僕もチャンスがあれば、ボードはやってみたかったし、 コーチ資格 Level1を取って来たショージ君としてはコーチ技術を実践するために生徒はウエルカム状態。 両者の思惑が一致して、今日はスノーボードをコーチしてもらう日となりました。 ボードも靴もショージ君の山荘に10セットくらい在って「どれか合うやつ選んで使って下さい 」なので、レンタル屋さんで借りなくても済んでしまいます。

 いつものスキーだったら、ゲレンデに着いたらリフトの一日券を買って滑り出すのだけれど、今日のスノボ講習はショージ君の「一回券を2枚だけ買って下さい!」の指示に従うところから始まりました。 そしてリフトに乗るのにボードは手で持って、鹿島槍の上のゲレンデに向かいます。 最初の長いリフトを降りてから、盆地地形のリフトが集中している所まで、スキーだったら滑って降りていくのに、ここでも指示に従って、リフトに乗って下って行きました。 そして、盆地地形の平らな場所まで行き、講習は開始しました。 内容はスノボ研修での手順に従って流れていきます。必要も無いのだけれど、それぞれ自己紹介から始まりました。  次にゲーム感覚で体を動かしたり、柔軟体操風な動きをしたりしてから、 ボードの着脱、 片足をボードから外した歩行や方向転換、 そして片足キックで直進。 ここらあたりで体は汗をかき始めました。 そしていよいよ両方の足をボードに固定します。 両方の足をボードに固定してからの最初の作業は方向転換、少しずつ飛びながら360°回転、一度に90°程度飛び跳ねながら、4回で360°回転などなど。 次は転び方、お腹側への手を万歳状態にした転倒、背面側への背中を丸めながら後頭部を打たないような転び方をおしえて貰いました。  転んだ後は立ち上がらないといけません。 背中を雪面側に倒れた上体から起き上がったり、背中を雪面に付けた状態から180°回転して腹部を雪面に当てた状態に持ち込んで、手を突いて起き上がって見たり。 もう普段やらない姿勢の動きを次々にやらされて体は温かいを通り越して完全に汗をかき始めた。 そして午前の最後、少し傾斜のある(と言っても5°以下)斜面に上がって、直進滑降、そこから、体をひねって山回り、谷回り。ここまでやって、やっと講習終了。 昼食休憩に入りました。 あまりに真面目に生徒をやったので「草臥れた!!」が正直な感想です。

 午後は先生のショージ君も自由滑降、生徒役の僕たちはリフトの脇を歩いて登って、斜面が傾斜があまりきつくならない場所から発進して滑る練習を続けました。 3時前に温泉入浴休憩。 その後で勝手に短いリフトを使って登り、初めての滑降を試みたのですが、途中で何度も転び、起き上がるのに手間取り、短いリフト一本分を下るのに15分以上もかかる始末。 午後は疲れだけ増加しました、上達した感じがまったくしませんでした。 「ボードの初日に、リフトに乗るなど早すぎたかも・・・」ですね。 スキーで滑れるのだからボードだって何とか成るかもとの思いは簡単に打ち砕かれてしまいました。
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