アメリカ大陸横断-2・3 2006年

2010-04-20 11:01:46 | 海外旅行
 昨日の株式市場は全面安、だから僕が勤務していた会社の株の値段が下がっていても、別に不思議は無いのだけれど、会社から公表された”正社員の希望退職者を150名募集”のニュースと、今朝確認したこのブログへのアクセス数の減少とを勝手に結びつけて想像すると、かつて同僚であった社員の皆さんの動揺の大きさが見えてくる気がします。 「年度が変わったら組織が大きく変るかも」とのうわさ話は聞いていましたが、正社員の希望退職にまで踏み込むのは、余程のことです。 昭和40年代後半のオイルショックの時にも半端でない数の退職者がありましたけれど、今回はどうなるのかな? 全般的に就職は厳しい時期だし、前回の時のように「自分たちで起業するから、サヨナラ!!」と出て行く元気な者が多数残っている訳じゃないだろうから、 募集人数をオーバーする希望者数となるのか? 肩たたきで人数を集めるのか? 体調壊す人も出てくるんだろうな・・・ 気の毒に。

< アメリカ横断ー2・3 >

[ 2006年4月19日 ]  レンタカー借り出しと太平洋の水汲み。

 日本を19日夕刻に出発した便は、現地時間19日の昼前にロスの空港に到着しました。 入国後WEBで予約しておいたレンタカーを借り出します。 レンタカーオフィスへは空港の出口で巡回してくるレンタカー会社の車に載せてもらいます。 運転手君は「予約してあるのか?」みたいな事を聞く、 「予約してあるよ」と言って、予約書類を提示しようと荷物をいじり始めたら「OK信用するよ」と言ってくれる。 どこかの首相は「トラスト・ミー」であったらしいが、運転手君は「トラスト・ユウ」でした。 レンタカーエリアの敷地は結構な広さ、送迎の車は事務所の近くで止まり「あそこが事務所だよ」と教えてくれる。 カウンター前の行列に並び、じ順番が来たら、予約書類、パスポート、免許証、クレジットカード、割引の適用を受ける航空会社の会員証、追加運転手としての妻の免許証を手渡し、 借り出し条件や追加保険を貸出書類で確認してキーを受け取り、手続き完了。 後は車を用意して有る区画の番号を教えてもらって、車をチェックして荷物を積み込めば出発出来ます。 上の写真は借りる車の傷の状態を点検しているところです。

 ちなみに借りた車はトヨタカローラ、ナビ付で予約時の概算費用は  総額で1542$。
   その内訳は以下の内容でした。
     Weekly料金 266.40$ x 2週分
     日払い料金  48.43$ x 5日分
     追加費用
      カーナビ  149.25$
      乗捨料金 500.00$  Intercity Fee (LA借り出し NY返却)



 この旅の主目的はアメリカ大陸横断です。 その神輿の上に何を乗せるか考えました。 「太平洋の水」です。
それを横断して大西洋に到着したら、海に戻す計画です。 ホテルのチェックインの時間には早いので、その水を汲みにロスアンゼルスの西端・サンタモニカの海岸へと車で向かい、 波打ち際に打ち寄せる太平洋の海水をペットボトルに汲みました。 写真はサンタモニカの砂浜でペットボトルを見せているところです。

午後3時杉まで暇つぶししてから、予約しておいたロス市内のホテルにチェックインしました。



[ 2006年4月20日 ] 旅の道具や食料の買出し、ハリウッド見物、丘陵地散歩。

 日本から持ち込むのが難しい携帯コンロ、ガスボンベや鍋などの道具、果物、飲料水、車内で使う日除けなどを購入しました。 一番買い物で苦労したのは携帯コンロです。 ホテルのフロントで日本の卓上型コンロの絵を描いのを見せて聞いても要領を得ない。 教えてくれた店に行っても、展示されているのはバーベキュー用の作りをしたコンロしか置いてない。 最終的にはスポーツ用品店で、キャンピング用のずんぐりした丸いボンベの上に火口の器具をねじ込むタイプのコンロをやっと入手しました。

 アメリカのモーテルを使った旅では宿に設置された製氷機からアイスボックス用に4cm角くらいの氷を好きなだけもらえますから、アイスボックスも必携です。 買った水や、果物はそれで冷やしておけば、ドライブ途中の休憩の時に助かります。

 ハリウッドの通りには有名スターの手形などが歩道の敷石として敷かれていたり、スターウオーズの役者に扮した人が一緒に記念写真を撮らせて、金を稼いだり、 まあ此処らへんの話しはガイドブックで聞き飽きているでしょうし、僕達の今日の目的は買い物と時差ぼけ解消と体調維持が主目的ですから、あまり触れません。 とにかく旅の道具類の買い物を済ませた後はノンビリ観光するだけです。 夜はチャイナタウンまでタクシーで出かけて夕食。 食事が済んで、勘定の時に適当な小銭が無かったものだから、1ドルにも満たない金額をチップとして置いたら、ウエイトレスが仲間に中国語で物凄い勢いで「ケチな客がいたものだ」と罵っているのが聞こえてきた。 もう2度とここに来ることも無いだろうから、無視して店を出た。
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