アメリカ大陸横断-5 2006年

2010-04-22 11:19:45 | 海外旅行
 昨日の夜には5月に行う山仲間の親睦会の世話役さん達の集まりがあって、妻は都内に出かけて行きました。 その場の話しを今朝になって聞いてみました。 なんと既に、60通以上の返信があり50人以上の方が「参加」の表示をしてくれたそうだ。  往復ハガキの返信を待つだけじゃなくて、電話でバンバン連絡入れて勧誘しちゃうのですから、こういう時って「女性パワーは凄いよな!」と感じます。 それに対して、いつも煮え切らない態度を示す癖のあるKさんからは「クジラや黒マグロの刺身などは、僕には出さない事。 会場禁煙であれば参加しても良い」みたいな返事だったとか。 まあ当人は半分ジョークの積りであったりするのだろうが・・・ 「出席/欠席の意思表示をハッキリさせれば良いのに」と思ってしまう。 「刺身なんか食べたくなかったら、口にしなけりゃいいじゃないか」と思うのだが、 もしかすると「他の人が、それを口にすることなんか見たくない」って、海外の変人に同調しているのかな? とにかく幹事を悩ませるのは止めようぜ。

< アメリカ横断ー5 >

[ 2006年4月22日 ]  ラスベガス を出発、 Zaion国立公園のロッジに宿泊。

 アメリカ大陸横断の途中で最初から立ち寄りたいと計画した場所の一つがZion国立公園(NP)です。 ここが西の端とすれば東の端をArches NPとする比較的まとまった地域に国立公園が集中して、グランドサークルと呼ばれています。 今回の旅で、まだ訪れていなかったZaion NP、そして明日はBrice Canyon NPに立ち寄る計画です。 ラスベガスからはI-15を北東進して、St Georgeの町を過ぎてから、右に別れていく州道 Utah-9に入ると到着します。 およそ290km程度の道のりです。

 国立公園内部に置かれた宿泊施設は予約無しだと空いてなくて泊まれない心配もあったので、Webで予約は済ませてあります。 予約のフォームには氏名や住所、連絡先電話などの欄が有るので、当然記入して置きました。 ただ、これまでは「住所なんて形だけ」と軽く考えていたのですが、 ここでは大事でした。 予約が受け付けられてから2週間ほど経ったある日のこと、郵便物が届きました。 赤い紙に印刷された、公園内部の宿泊施設までの車乗入れ許可証でした。 Zion NPではUtah-9号線のSouth Entranceを通過してZion Lodgeを経由、その先までの舗装された公園内道路は一般車の乗り入れは禁止されています。 公園利用者はSouth Entranceゲート近く、ビジタセンターも置かれたSpringdaleの町の駐車場に車を置き、そこからは 無料で運行されているシャトルバスを利用することになります。しかし許可証を持つ僕たちはロッジまで車を乗り入れる事が出来ました。



 Zion NPはGrand canyon NPの雄大な景観に較べると小振りな感じですが、 聳え立つ岩山に囲まれ流れに沿った平坦地には樹木が茂り、穏やかなキャンプ生活が出来そうな場所です。 「インディアンの聖地であった」と言うのもうなづけます。 子供を載せた乳母車を押す人、散歩する人、カヌーで川下りを楽しむ人、サイクリングする人と、垂直の赤い岸壁に挑む人を除けば穏やかな楽しみに溢れた公園でした。  僕たちはシャトルバスの終点からThe Nallowと呼ばれる沢歩きの起点まで散歩して、遊歩道を戻ってきました。 夜はロッジに併設されたレストランで食事、 そのレストランの予約はロッジに到着して散歩に出掛ける前に済ませておきました。
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