立川競輪を見物

ひょんな事から、競輪開催中の立川競輪場に入場してみました。　朝食を済ませて、少しお腹が落ち着いてから散歩に出かけます。　栄緑道を南下して中央線の線路近くに達し、そこから西進して立川駅方向に向かっている時のこと。　幾つものマイクロウエーブ中継用パラボラアンテナの乗った鉄塔を屋上にのせたNTTドコモビル付近の歩道を歩いていた時、自転車に乗って後ろから追いついて来た方に「こんにちは！」と明るく声を掛けられた。　顔を見ても思い出せないので　「どこでお会いしたのでしょう？　思い出せないのですが・・・」と応えると、「昭和記念公園にいらしていたでしょう」との返事、　それで手振りを加えながら「ヒコーキで？」と聞くと、「ええそうです」の答え。　去年は紙飛行機を飛ばしに良く行ったけど、今年はあまり行ってませんなどと、しばしお喋りの後、　その方は　「私、今日は競輪場で仕事なんです」と言って、立ち去っていかれた。

　いつもなら、散歩は立川通りまで出てから、それを北上して家に戻る事が多いのだけれど、　そんな出会があったものだから、　競輪場の正門前を通るルートに変更して見ました。　正門付近まで来ると、無料の送迎バスで到着した人々や歩いて来た人が正門ゲートを入って行きます。　僕は今迄に一度も競輪レースを生で見たことがありません。　チャンスかなと思って入場してみることにしました。　入場の為には最低５０円玉が一枚必要でした。　その他に指定席券５００円、特別指定席券が５０００円で販売されています。　さすがに５千円も出す気持ちは起こらないけれど、　指定席券が無いと入れないあたりもウロツイテ見たいから５百円の指定席券を購入しました。

　入場ゲートは指定券を持っていてもゲートは通れません、　５０円玉を投入しないとゲートのバーが動きません。　そこを警備する係の人は指定券で通過出来ると思っている僕の様な客に「５０円玉が必要なんです、変なシステムでご迷惑お掛けします」と謝り言葉を口にしていました。　当然ゲート付近には５０円玉への交換機は設置されています。

　指定席への入り口には係員が居て、指定券にはパンチ穴を開け、　再入場識別のために紫外線インクで手の甲に押印したりします。　階段を登り、指定された席に向かいました。　　　場所は正面メインスタンド中央、３階、最前列席。　先導車の発進位置が真ん前に、　ゴール判定する撮影装置がやや右手に見える、そんな位置でした。　　

（　多分、明日に続く　）