柚子の砂糖煮

　昨日は貰ってきたカリンを包丁で横に切断、縦に６分割、　そいつを２つのガラス壜に押しこんで、　それぞれの壜に適当な量の氷砂糖を放り込み、一方には焼酎を、もう一方にはウオッカを注ぎこんで、カリン酒の仕込みは完了しました。”カリン”って普通の果物と違って随分と硬くて切るのに力がいるんですね。　妻に「硬いから、手を切らないようにしなさいよ！！」と言われた時には　「何言ってんのよ！？」と軽く聞いてましたが、本当に硬かったですねー。

　そして今日は散歩の途中の農家の敷地の自動販売機の中に柚子が３個入って百円で売っているのが目についたから買ってきた。　そしてカリン酒に使った氷砂糖が残っていたので、柚子の砂糖煮作りにトライしました。　インターネットで検索すれば、柚子を使ったレシピもすぐに見つかるのだから、調べてからやれば良いものを。　そんなの面倒だとばかりに、何も調べないで取り掛かりました。

　セラミック鍋に水を少量入れて、残っていた氷砂糖を放り込み、火に掛けて砂糖シロップを作りつつ、　柚子の皮を剥く作業に取り掛かります。　皮の後ろには白い薄皮がへばりついていますけど、そいつはスプーンでこそぎ落としました。　残った黄色い表皮部分を千切りにして、まだ完全には溶けきっていない氷砂糖が残るシロップの中に入れて、吹きこぼれ無い程度の弱火で煮る事しばし。そうそう、柚子の実の絞った汁も鍋に垂らしました。

　出来上がりは写真の状態です。　やや苦味が舌をイラッとさせるのと、柚子の皮の千切りも煮込みが足りなくて、少し硬さが残っているかな？　と思うものの、　まあまあの出来栄えです。　シロップ部分は小さなスプーンで掬って　「ペロリ」と舐めてみましたが、もっと舐めたくなる味でした。　「取りあえず成功！！」　と言う事にして置きましょうか。