ショージ君の山荘はスタッドレスタイヤを装着している車でも登れない様な路面状態となる結構急な坂道をクリヤーしないと到着出来ない。 僕の車はフルタイム4駆のダイハツ・アトレーでスタッドレスタイヤも履いているけれど、時としてこの坂道を登りきれない時がある。 今年はスタッドレスの上にチェーンを付けたら、それなりの効果があるかと、昨日は大町の車用品店でチェーンを購入して装着してみたのですが、 今朝はJAFの救援要請をする事態に陥ってしまいました。 その顛末を書いておきます。
未明にはチャラチャラと鎖の音をさせながら、別荘エリアの幹線道路を除雪している音が聞こえていたから、 今朝は車を道まで出すために必要な雪かき作業から一日が始まった。 とりあえず朝飯前の腹ごなし作業の積もりで除雪作業を進めている内に、遊びに来る事になっていたマレーシアからの留学生から「駅に着きました!」と電話が入った。 「除雪作業中だから少し駅で待っていて下さい」と返事をして、暫く後の事、迎えに出るショージ君の車を出すために、まずは縦列駐車で後部にある僕の車を坂の下の広い道まで出して、続いてショージ車が迎えに出て行った。 まあここまでは順調でした。
迎えに行った車が戻る間に、僕の車を山荘の引き込み道路の奥へ戻すために、坂を登り始めたのですが、雪の下にツルツルする氷面があって登り切れない。 再度加速を付けて登るために、後ろ向きに下る操作を始めました。 そこでへまをやりました。 車のお尻の右側を道路わきの雪壁に突っ込んで動きがとれなくなってしまったのです。 何とか脱出しようと種々試みたものの最終的にはJAFに救援要請の電話を入れました。
小一時間後に救援に来たJAFの方は僕の車の左斜め後方に車を置き、太い牽引ロープを僕の車の後方のシャーシのどこかに取り付けて、雪壁にお尻を斜めに突っ込んだ形の僕の車の後輪を道路中央部方向に引っ張り出す作業をしてくれました。 坂道に対して真っ直ぐになった状態で牽引ロープを外して、その後は自力後退して坂道下の平坦道路に無事脱出です。 作業をしてくれた年配のおじさんの話では、到着をしらせる電話の前に僕の車の脇を抜けて、上方に出ようと坂道を登り始めたけれどスリップして上手く登れなかったとの事でした。 だから雪道に慣れていないよそ者の僕なんかは余計に 「この坂道は登らないで済むなら、登ろうとしない方が良いと思います」と忠告してくれました。 それから、ロープで引っ張る作業の前に、僕の車を運転して坂の上方へ登れない状況の確認をした訳ですけれど... 「チェーンを取り付けてある前輪がまったく回転する様子を見せない」 「だから、何か変だ!」とも言うのです。
チェーンを前輪に取り付けるか? 後輪に取り付けるか? これについてですが、チェーンを購入した大町のカー用品店の人は最初には前輪だと言ったけれど、練習のために店の前で取り付け作業中の僕の所にやって来て「この車の取り扱い説明書がありますか?、あったら見せて下さい」、 そして「チェーンは後輪に取り付けろと指示してありますから、その様にして下さい」と教えてくれた。 その場では前輪に取り付けたチェーンは取り外しただけで、お店を立ち去りました。 そして簗場に戻る途中にあった個人営業でダイハツの看板を掲げた修理業者に立ち寄って話を聞いたら「前輪です」と言われた。 ただその業者は解体や修理をメインにやっている零細業者で、何処となく不安だったから、 もう一軒新車販売もする店にも立ち寄って話を聞きました。 どちらの店の人も、取り扱い説明書の指示とは異なる「前輪に取り付けるのが普通だよ」の返事です。 まあスキー場エリアに近い車の業者が言うことを聞いて置こうと国道脇のチェーン脱着所で最終的に前輪にチェーンを装着して山荘に登って行った訳です。
それなのに、JAFの人の感覚では「前輪の動きが普通じゃ無い」そうなので、 チェーンの装着は取り扱い説明書の通りにすべきなのかを確認するために、 大町を越えて穂高町までダイハツのディーラー目指して車を走らせました。 まあ、今日の脱出劇の途中で何度もエンスト、エンジン始動を繰り返して、バッテリーも随分と減っているだろうから充電目的もありました。 そして目指すダイハツのお店に行って見たら、なんと今日から正月休みだそうな。 道路の反対側にはトヨタ系列のお店があったので、「子会社ダイハツ車のユーザーの面倒を見てくれるかも」 と思って店に入りました。 営業の人とサービスの人が話を聞いてくれて、サービスの人は道の反対側に停めた僕の車のところまで足を運んでくれて、車種がフルタイム4駆のアトレーである事を確認し、「この種のFR車は動力が後輪側に高く配分されているのが普通で、 だからチェーンも後輪に取り付けるのが良い(キッパリ)のです!」と教えて呉れました。 また「方向制御の要の前輪が滑らなくするために、前輪にチェーンを巻くのもそれなりの意味がある」 だけど、「4駆でスタッドレスを履いているこの車で登れない道は走らないほうが良いと思いますよ!」なんて雪道素人の僕に対するスペシャル意見も聞かせてくれました。
と言うことで穂高町からの帰り道、木崎湖を過ぎたチェーン脱着所で後輪にチェーンを取り付けて、本日の騒動は一区切りです。 今夜は沢山雪が積もりそうな降り方をしている。 明日以降、無事に車が動くと良いのだけれど、 祈る様な気分です。
未明にはチャラチャラと鎖の音をさせながら、別荘エリアの幹線道路を除雪している音が聞こえていたから、 今朝は車を道まで出すために必要な雪かき作業から一日が始まった。 とりあえず朝飯前の腹ごなし作業の積もりで除雪作業を進めている内に、遊びに来る事になっていたマレーシアからの留学生から「駅に着きました!」と電話が入った。 「除雪作業中だから少し駅で待っていて下さい」と返事をして、暫く後の事、迎えに出るショージ君の車を出すために、まずは縦列駐車で後部にある僕の車を坂の下の広い道まで出して、続いてショージ車が迎えに出て行った。 まあここまでは順調でした。
迎えに行った車が戻る間に、僕の車を山荘の引き込み道路の奥へ戻すために、坂を登り始めたのですが、雪の下にツルツルする氷面があって登り切れない。 再度加速を付けて登るために、後ろ向きに下る操作を始めました。 そこでへまをやりました。 車のお尻の右側を道路わきの雪壁に突っ込んで動きがとれなくなってしまったのです。 何とか脱出しようと種々試みたものの最終的にはJAFに救援要請の電話を入れました。
小一時間後に救援に来たJAFの方は僕の車の左斜め後方に車を置き、太い牽引ロープを僕の車の後方のシャーシのどこかに取り付けて、雪壁にお尻を斜めに突っ込んだ形の僕の車の後輪を道路中央部方向に引っ張り出す作業をしてくれました。 坂道に対して真っ直ぐになった状態で牽引ロープを外して、その後は自力後退して坂道下の平坦道路に無事脱出です。 作業をしてくれた年配のおじさんの話では、到着をしらせる電話の前に僕の車の脇を抜けて、上方に出ようと坂道を登り始めたけれどスリップして上手く登れなかったとの事でした。 だから雪道に慣れていないよそ者の僕なんかは余計に 「この坂道は登らないで済むなら、登ろうとしない方が良いと思います」と忠告してくれました。 それから、ロープで引っ張る作業の前に、僕の車を運転して坂の上方へ登れない状況の確認をした訳ですけれど... 「チェーンを取り付けてある前輪がまったく回転する様子を見せない」 「だから、何か変だ!」とも言うのです。
チェーンを前輪に取り付けるか? 後輪に取り付けるか? これについてですが、チェーンを購入した大町のカー用品店の人は最初には前輪だと言ったけれど、練習のために店の前で取り付け作業中の僕の所にやって来て「この車の取り扱い説明書がありますか?、あったら見せて下さい」、 そして「チェーンは後輪に取り付けろと指示してありますから、その様にして下さい」と教えてくれた。 その場では前輪に取り付けたチェーンは取り外しただけで、お店を立ち去りました。 そして簗場に戻る途中にあった個人営業でダイハツの看板を掲げた修理業者に立ち寄って話を聞いたら「前輪です」と言われた。 ただその業者は解体や修理をメインにやっている零細業者で、何処となく不安だったから、 もう一軒新車販売もする店にも立ち寄って話を聞きました。 どちらの店の人も、取り扱い説明書の指示とは異なる「前輪に取り付けるのが普通だよ」の返事です。 まあスキー場エリアに近い車の業者が言うことを聞いて置こうと国道脇のチェーン脱着所で最終的に前輪にチェーンを装着して山荘に登って行った訳です。
それなのに、JAFの人の感覚では「前輪の動きが普通じゃ無い」そうなので、 チェーンの装着は取り扱い説明書の通りにすべきなのかを確認するために、 大町を越えて穂高町までダイハツのディーラー目指して車を走らせました。 まあ、今日の脱出劇の途中で何度もエンスト、エンジン始動を繰り返して、バッテリーも随分と減っているだろうから充電目的もありました。 そして目指すダイハツのお店に行って見たら、なんと今日から正月休みだそうな。 道路の反対側にはトヨタ系列のお店があったので、「子会社ダイハツ車のユーザーの面倒を見てくれるかも」 と思って店に入りました。 営業の人とサービスの人が話を聞いてくれて、サービスの人は道の反対側に停めた僕の車のところまで足を運んでくれて、車種がフルタイム4駆のアトレーである事を確認し、「この種のFR車は動力が後輪側に高く配分されているのが普通で、 だからチェーンも後輪に取り付けるのが良い(キッパリ)のです!」と教えて呉れました。 また「方向制御の要の前輪が滑らなくするために、前輪にチェーンを巻くのもそれなりの意味がある」 だけど、「4駆でスタッドレスを履いているこの車で登れない道は走らないほうが良いと思いますよ!」なんて雪道素人の僕に対するスペシャル意見も聞かせてくれました。
と言うことで穂高町からの帰り道、木崎湖を過ぎたチェーン脱着所で後輪にチェーンを取り付けて、本日の騒動は一区切りです。 今夜は沢山雪が積もりそうな降り方をしている。 明日以降、無事に車が動くと良いのだけれど、 祈る様な気分です。