リハビリ作業ステップアップ

2011-03-07 12:39:36 | タナカ君的日常
 骨折治療の病院通いは毎週月曜日、 たまたま初診を担当してくれた医師が担当する診察日が週に1回の月曜日だったから、そうなっただけで深い意味はありません。 で、今朝も府中にある都立多摩総合医療センターに出かけました。 この病院に通っているのも深い意味はありません。 正月3日に痛む腕を抱えてスキー場から自宅に戻り、正月休みの最中の事とて救急関係に電話して、もしかしたら手術が必要かもの状態を診てもらえる病院を紹介してもらったのが、たまたま多摩総合医療センターERであったと言う、行き当たりばったりでした。 でも、今振り返ってみると「良い病院で治療を受けられたな・・・」の気分です。

 まず、ERで診てもらった時の先生が「この状態なら手術なんかしないで、自然治癒で行った方がよいと思います」と言ってくれたこと。 そしてまだ骨の再生が始まったばかりの受傷2週間後くらいから、リハビリ科で運動療法を始めて貰えたこと。 リハビリの最初は腕をぶらんと垂らした状態で、肩関節を支点にユックリと振り子運動をさせました。 これは肩関節の直下で折れた骨には悪影響を与えずに、関節の可動範囲を維持する意味を持っていたようです。 そして、骨の再生が更に進んだ1月後からは外力を加えたり、テーブルの上で滑らせる布や、手で掴める円柱状の道具を使って右手が肩の位置程度まで持ち上げた状態で肩関節の可動範囲を広げる様な運動が加わりました。

 そして今日、X線画像にハッキリと骨折部位を修復する新しい骨が白く見えるまでになりました。 そこでリハビリ作業も第3ステージへとステップアップする事になりました。 腕関節にひねりの力が加わる様な動きのメニューが追加されたのです。 具体的には背中に回した右手を左手で掴んで左側に引き寄せるとか、後頭部にあてた右手を左手で掴んで左側に引き寄せる動きです。 これが出来れば右手でお尻を拭ける様になりますね。 それと、水泳の平泳ぎも出来そうだ。 とにかく努力あるのみです。

 そうそうリハビリ運動を指導してくれるのは、スキーもやる女の先生なのですが、 腕を動かす療法の途中で一緒にぺちゃくちゃお喋りして来ます。 今日は先週の通院時に自宅でやるように言われていた、腕を伸ばすと肩関節の高さ程度になる様な道具を使って、テーブルの広い範囲を拭く感じで動かす運動。 この自宅での作業の様子を動画に撮っ、デジカメのモニタ画面で再生してみせて 「やってます」と報告したのです。 そして先生から「えらい、えらい」と誉められたりして、ご機嫌で病院から帰ってきました。

 上の写真は病院内のレストラン越しにバス停の様子を撮影したものです。 なにしろ外は雪で、バス停で待つのは寒いから、暖かい建物の中からバスの到着を監視しているって訳です。
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