左官ごてや植木鋏

2014-09-02 08:32:18 | タナカ君的日常

 昨日「ガソリンの値段が安い」そう書いたジョイフル本田は建築資材や園芸用品、はては食料品となんでも売っているお店です。 そこでつい最近どこかに置き忘れてしまった草刈鎌を購入しようと店に入ったのだけれども、 店を出る頃には”左官ごて”や”植木の剪定鋏”や”刈り込み鋏” そんなあれこれを買ってしまいました。

 じつは、 「安曇野は”ひのみの”の家の物置の土壁の崩れをDIYで埋めてみよう」の気持ちがあるのです。 白壁の土蔵や塀が美しい地域の中で物置小屋だとはいえ土壁が崩れて下地の竹が見えて荒れ果てた感じがするのは、残念な気持ちがしますから。

 ところで今までに左官仕事なんかやった事ありません。 しかし、 子供の頃には近所の左官仕事から屋根葺きまで何でもこなす大工さんの仕事振りは見て大筋の作業内容は知っています。 泥に切り刻んだ藁を混ぜた奴を塗り重ね、 最後は白い漆喰で表面を仕上げるのです。  補修作業には粘土の壁土が必須、どこで手に入るか近所のおじさんに聞いたけど、最近は長野方面に行かないと手に入らないかもと教えられていた。 しかし先日のこと、仁科神明宮の近くの民家の増設現場で仕事していた左官屋さんと話をした時、 「壁に穴が開いてるそうだけど、 壁土が下に落ちているはず、 それを拾い集めて練り直せば使える」と教えられました。 そして「土壁塗りの作業、少しづつ塗っては乾かし、必要な厚みに仕上げて行く作業だから、仕上がるまでに手間は掛かるけど」、「時間があるなら、自分でやって御覧なさい」と言われました。

 だから壁土の材料の不足分はどこかで手当てしなくちゃならないけれど、壁の補修作業をやってみようの気持ちは高まっていたのです。 だから左官ごてセットを見たら、つい手が出てしまいました。

 
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