竈神社・秋祭り

2014-09-15 20:43:51 | 安曇野生活
 安曇野地域の大町市や池田町には「竈(かまど)神社」の名を持つ神社があって、昨夜は池田町・正科(しょうじな)地区の竈神社で秋祭りがありました。

 祭りの進行途中のイベントには 「お囃子」、「舟曳き」、「獅子舞」、「ひょっとこ踊り」等があって、その多くの場面では「若連」の文字を染めた高校生くらいから30歳位までの年代の法被姿の連中が活躍の中核をなしていました。 勿論事前に行う祭りの幟や提灯の設置作業には町内の多くの人達が、 そして舟曳の先導や、役員提灯を持ち祭りを仕切るところには地域の主要な大人達が出張っていましたがね。

役員提灯には 区長、氏子総代長、氏子総代、年番 の文字が



1. 夜の7時を過ぎていよいよ祭りの開始。
  祭りの開始を告げる若連の神輿とお囃子の行列は
  地区の北端にある神社を出発し地区南端の舟まで行進。
  行進の途中の家で酒を振る舞われたり、そのお返し? に
  祝詞? をあげたりしながら進んで行きました。
  (僕は追っかけしながら、見物してました)

2. 地区の南端に置かれた「船」までお囃子の行列が到着。


3. 船曳き行列出発前の獅子舞神楽。
   祭りの参加者や見物人にも振る舞い酒あり。

4. 地区の南端から北端にある神社に向けて舟曳行列。

  舟は車が着いた台座をベースに舟型にしつらえ飾られています。
  舟には鐘や太鼓で賑わす、小学生くらいの子供が乗りました。
  舟は前方に曳き綱が取り付けられ、子どもや大人がその綱を曳きます。
  舟曳き途中では時々若連の連中がチョッカイ出して、
    舟を揺すり、行進を後戻りさせてました。
  行進の途中2ヶ所ほどで休憩、 そこでも茶碗でふるまい酒、
  「若連」の連中は一升瓶でラッパ飲み、
    奇声をあげて所謂一気飲みをしてました。

5. 舟が神社に到着すると役員提灯を持っていた大人達は
    拝殿に登り、お祓いを受けます。
    その時若連の連中は
    神妙な面持ちで神前に整列していました。

6. 「獅子舞」 引き続き 「ひょっとこ踊り」奉納






   聞く所によれば「ひょっとこ踊り」は町の無形文化財。
   たしかにその所作は一見の価値ありでした。

 ここまでで22時頃となり、主要な祭りは一旦終了ですが、 神社の境内では引き続き景品付きのジャンケン大会、 地域センターに移動してカラオケ大会や一気飲みの続きなど真夜中まで祭りの後の賑は続けられてました。

 僕の見る所この祭り、地域あげての若者達への「公認・酒飲イベント」ですね。 

 えっ「僕の祭りへの貢献は何か?」ですか、 Top写真の提灯の中には電球が入っているのですが、 試験点灯の時に点灯しませんでした。 原因はケーブル中継部分に使われていたコンセントの電極がヘタって接触不良となっていたためです。 その対応に借家の照明器具に使用されていたねじ込みコンセントを外して持って行き、不具合解消した事でしょうか。
 
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