青空が広がった安曇野 7月10日
安曇野にやって来た直後の6月29日は山岳展望も素晴らしい青空だったが、 その後は一週間以上も梅雨空が続いていた。 その間、北緯20°よりも少し南の辺りで3つ子の台風9号~11号が生まれ、 今現在10号は弱った身体で香港辺りをウロツキ、 9号は強い勢力で沖縄を直撃、台風11号は東経143°辺りから9号の後を追う形で西進中だ。 そして梅雨前線は本州南岸に横たわる、そんな気圧配置の中で、今朝は久しぶりに安曇野上空には青空が広がったのだ。
そんな青空の中を黒い喪服を持ってやって来る妻と合流し、 父の兄弟の中で長女だった叔母さんの、 明日の告別式に参列するために、藤岡まで車を走らせる日となったのだ。 この晴天は安全運転のために亡くなった叔母さんが用意してくれた賜物と思いつつ、感謝して車を走らることにします。
ところで我が家の家系の語り部的な存在となった一人暮らししているもう一人の叔母さん、 去年より更に気落ちするに違いありません。 いつも誰かが訪れると、聞き手が立ち去るのを阻止すべく、「腰をあげる切っ掛けを与えてなるものか・・・」とばかりに喋り続けて困るのだが、 今回はICレコーダーを持って、いつもなら、強引に30分で切り上げて立ち去る事を止めて、沢山の事を語ってもらうつもりで訪問してみます。
もしかすると叔母さんと僕の体力勝負となるかもしれません。