高ボッチ山と鉢伏山

2015-07-23 09:34:50 | 国内旅行と山歩き
 塩尻市と岡谷市の境、 太平洋と日本海との分水嶺をなす塩尻峠から東に連なる、高ボッチ山と鉢伏山へと昨日(7/22)はドライブ登山に行って来た。

 高ボッチ山は山頂付近は緩やかな高原状の牧場地となった山で、そこまで車で入れちゃうから山登りの感覚は全く無し。 鉢伏山だって車で鉢伏山荘まで入ってしまったら、これまた山登りでは無くなってしまいそう。 そこで、 鉢伏山荘よりも随分手前の路側に余地のある場所に駐車して、 舗装された林道を鉢伏山荘まで歩き、 さらに山頂を往復して来た。「単に山荘駐車場での500円也の駐車料金をケチっただけ」そんな風に思われても反論はしませんよ。 でもまあ、環境整備のためとして徴収している歩行者・百円/一人は料金箱に投入しましたから許して下さいな。

 さて南よりの風が強かったこの日諏訪湖方面から山腹を駆け登る風は鉢伏山の山頂を霧で包んでしまい、 そこを全く展望の無い山にしていました。 また北アルプスの大展望台となる高ボッチも流れ動く霧が眼前の大パノラマを見せて呉れたり隠したりしてました。 Top写真は雲の切れ間に撮影したもので、松本市街を眼下手前に、そして安曇野、その奥に北アルプスの優峰達、白馬・後立山連峰と居並んだ風景です。


 鉢伏山の山頂付近は強風の吹く地帯らしく、 立木の姿も「風衝木」のそれとなっています。

 発生した霧があたった草木には露が付いています。 眺めの無い山の撮影対象はおのずと高山植物になりました。 とりあえず、それを並べて置きます。















 それにしても2年ほど前の諏訪湖花火見物の時に「諏訪湖畔は交通混雑で大変だから、高ボッチから見物しよう」そんな考えの若者に出会ったが、見えたとしても、ちょいと遠いでしょね。


 日の出前の早朝、塩尻峠近くの塩嶺御野立公園の展望台からの諏訪湖越しの富士山です。

コースタイム

04:30 自宅を出発、 長野道を利用し塩尻ICで降りる。 塩尻峠の歩道橋から旧中仙道方向に進む。
05:15 塩嶺御野立公園・展望台

 この後、東山への林道に入り込み、砂利道を東山まで進む大ポカをやって、時間ロス。

06:30 高ボッチ第二パーキング着。
山頂を往復したり、展望台で霧の晴れるのを待ったりして暫く時間を過ごす。

07:50 鉢伏山への林道脇に駐車して歩き出す。
08:10 鉢伏山荘。
08:33 鉢伏山頂三角点に到着。
    山頂近くの祠や展望台を散策するも、
    霧で展望まったく無し。
09:20 車まで下山。
10:45 塩尻市内まで下り、
    モスバーガーで食事したり
    カメラのキタムラでレンズクリーナーの買い物。

12:20 国道を走り、家に戻る
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