草津での雪の撮影

2017-01-12 19:47:29 | 雪の結晶撮影
 昨日から一晩泊まりで雪の結晶撮影に草津に行ってきた。 「これでどうだ!」と見せびらかす様な写真は撮れなかったが、 とりあえず撮影装置6号機は順調に動作してくれて、 あとは北海道で良い状態の雪が降ってくれればそれなりの写真が撮れる感触を得て帰って来た。

 初日は午後の3時頃に天狗山ゲレンデに到着したが、 撮影装置の試料ステージを外気温で冷却などしている間に折角降り始めた雪も上空に青空が広がり、 午後の4時を廻るころには降り止んでしまって、 撮影にならなかった。

 夜はYHに宿泊して、 夜中の12時、 2時と起き出して外の様子を確認したが降雪は無し。 早朝5時半に窓の外を確認したら、 細かな雪が降っていたので急いで撮影準備をして、 6時頃から8時すぎまで車のドアバイザーに落ちた雪の中から六華の結晶を掬い取っては撮影した。

 気温はマイナス5℃を下回り、 申し分なかったのだが、 結晶のサイズが直径1.5mmに満たない小さな物ばかり、 その上、 他の粉雪とくっつき合って落ちてくるのが大半だから、 細筆で一片の雪を掬い上げる作業が捗らなかった。


 粉雪と混じっているドアバイザー上の雪の様子。



今回の雪の中では一番大きく・スタイルも良かった雪


 8時を過ぎる頃には車に直射日光が当り、 気温も上昇、 まだ日陰の気温ははマイナス2℃を下回っていたが、 車に置いた撮影装置では無理になって来た。 撮影装置を片付けパッキング。 その後に朝食を摂り、 9時には帰宅の途に付き、 昼には東京に戻った。

 午後からは公民館に出かけて夕方まで囲碁で遊んで来たのは言うまでもない。
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