障害者施設での殺人事件から半年

2017-01-27 11:30:27 | タナカ君的偏見
 神奈川県の津久井の障害者入所施設で19人が殺害され、 他に傷害を負わされた人々も多数。 そんな惨劇が発生してから丁度半年経過した昨日はテレビ報道でも、 新聞の記事にもそれが取り上げられていた。 

 そんな報道の中で、 NHKは被害者が穏やかに微笑んでいるイラストや、 肌身離さず持ち歩いていたラジオなどの小物のイラスト映像と共に、 「障害者と家族の交流」、「障害者と職員との良好な人間関係」などを強調して、  犯人の若者が主張していると言う 「障害者は生きる価値の無い人間 」 では無い事を訴えていた。

 でもね、 人の動作の一瞬だけを捉えた写真を元にして描いた「人畜無害」どころか「穏やかに人生を楽しんでます」みたいな似顔絵を見せられたり、 「ラジオを聞くのを楽しみにして居た(= 良い人)」と言われたって、 「犯人の若者が職員としてその施設で働いていた時には、 別の嫌な面を見ていたんだろうな」と想像してしまいます。 

 そもそも、 たまに面会に出かけた家族などの関係者の 「入所者の笑顔に癒やされた」なんて言葉を聞かされたって、 「色々な理由があるでしょうけれど、 常時世話をするのは大変だから施設に預けたんでしょ」、 たまに短時間の面会の間だけだから一時的に、 それも表面的には良い顔して過ごして来られたんでしょ?」 そんな風に内心では想ってしまう。

 それと、 あの施設 「山ゆり園」と言ったかな? 「嫌な惨劇の想い出が建物残っていると、 入所者に悪い影響を与える」 そんな理由で、 建て替えなんて話も出ていると聞きます。 神奈川県の税金なのか? どこの市町村の税金なのか知らないけれど、えらい無駄遣いに思えてしまう。 血痕などを消し去る再塗装じゃ駄目なんですかね?

 僕達が囲碁を楽しませてもらっている公民館、 そこでは障害のある人々(どちらかと言うと知恵遅れ)をサポートするグループの活動の場ともなっていて、 その活動日には意味も無く、 我々が囲碁の対局している部屋に闖入して来る奴も居る。 また、 手洗い場では2つある流しの一方でたっぷりと洗剤を付けて念入りに手を洗った後で、 もう一方の流しに移り、 再び蛇口から水を出して同じ念入りな手洗いを繰り返す人物もいる。 そんなの見ると 「オイ、お前さん市民税なんて払って居ないんだろう? もう少し水や洗剤の費用の事を考えろよ」、「そんな事考えたことも無いし、考えられないか?」、「困った奴らだ」 なんて考えが頭に浮かぶ。

 そして以前に電車の座席で体験した隣りに座った知恵遅れッポイ奴との嫌な想い出 「やってられねーだろうな」 の記事も思い出してしまうのです。
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