理科支援員@2017新年会

2017-01-26 02:13:45 | タナカ君的日常
 僕ら「旧・電気研メンバー」の2017年の新年会は24日に催された。 そこでは毎回・幹事さんが指名した2名が適当なテーマで話をするのだ。 今回その一人・ムラノ氏は「理科支援員」としての活動の状況を話してくれた。 中学校での英語教育支援に英語を母国語とする国々の方が採用されているのを知っている人は多いだろう。 理科支援員と言うのは各地の教育委員会が募集していて、 応募者には個別の小学校の管理者である校長や副校長などからコンタクトがあり、 面接を経て採用されるシステムらしい。 彼の場合、その応募から具体的な校長からのコンタクト迄には1年半ほどの待ち時間があったそうだ。

理科授業支援の具体的な内容

 理科室の整理整頓。

 実験を必要とする授業での実験補助(実際には主体の場合も)
 実験後の後片付け。

 実験器具の製作
  学校の理科室には実験器具も沢山あるが、
  数年おきに改定されるカリキュラムに対応した実験目的に
  合致した実験器具が無い場合も多く、 そんな場合は
  実験器具の製作も行うのだそうだ。

  その製作に際しては材料費などの実費が支給されるが、
  製作に使用する卓上旋盤などを購入した事などで、
  持ち出しの方が多いなんて話もありました。

 モーターの回転原理を理解させる授業で使用するために彼が製作した物を手にして説明してくれた彼の目の輝きを見ていると・・・ 「少しばかりの手当を貰っても、金は持ち出しになる」 と言いつつも、「でも楽しい!」そんな気持ちが溢れていました。


 さて2017年の新年会、 参加者・総勢14名でした。 20年だか30年だか振りに顔を出したM氏、 「中華料理屋の回転丸テーブル2つを囲んだ形の席では背中合わせで顔が見えない」 からと言って、 「丸テーブルを近付け、 背中合わせの席を解消」 するように提案、 それは実行されました。

 そんなMさん、 二次会に向かった焼き鳥屋では 「4人さん、テーブル席を使いますか?」 そう聞く店員さんに、 入り口ドア近くで空いていたカウンター席のコーナー部分を見て 「このコーナーが良いな」 と即断して、 二次会を仕切ってくれました。
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