祭りの屋台

2017-09-24 18:24:20 | タナカ君的日常
 ちょいと用事があって国立駅の南口に出たら、 大学通りには金魚すくい、 射的、焼きそば、 そんな店が並んで居た。 「あれっ? 今の時期に何で屋台が出ているんだろう?」 と想いながら歩いていたら、 谷保天の秋季大祭の人出を当て込んだ屋台だと知った。

 「へー、そうなのか?」 とガッテンしながら歩いていたら、 二人連れが屋台の前に立っては何やらチェックをしている様子。 興味を持って少し離れて様子を窺って見た。 二人連れの風体は制服など着用していないのだが、どうやら警察の関係者であるらしい。 出店している屋台が正規に出店許可を得て居るか。 本当に許可を受けた人物が商売をしているか? そんなチェックを一軒づつ行って居るのでした。 それぞれの屋台にはA4サイズほどの書類が掲示されています。 そこには申請者の顔写真が貼り付けられています。 二人連れは屋台に許可証が掲示されているか? 持っている書類と店主の顔を見較べながら、 間違いないか確認をしているみたいです。 

 こんな秋祭りの出店を取り仕切るのは僕の子供時代の記憶では、 所謂ヤクザの皆さんの出番であったと思うのだが、 神社の境内のどの場所に店を出せるか?  それは売上にも影響する大事な事だった筈、 だから、 場所を決めてもらうのにそれなりの金が動いていた。 そんな風に中学生の僕にも感じられたものでした。 近頃は公明正大に警察が取り仕切っているのですかね。
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