消えた蝉の鳴き声

2017-09-16 11:34:56 | タナカ君的日常
 台風18号が九州西方にあり、 東方洋上の低気圧から伸びた寒冷前線が停滞前線化して本州南岸に横たわっている。 そんな気圧配置の今朝の東京は高曇りだった。 同時に奇妙な静けさに気がついた。 蝉の鳴き声が全く聞こえないのだ。 昨日まではツクツクボウシの鳴き声があったのに、 何故か蝉の鳴き声が全く無い。 気温の低下かなあ? それとも日柄か?

 公園近くの地面には未だ蝉の幼虫が土の中から這い出した穴の縁がほとんど崩れていない、 新しいく見える状態で残っているのですがねえ。

 今朝の散歩では中央線の高架が間近に見える所まで往復して来たのだけれども、 それでも蝉の声は聞こえて来なかった。 今年の蝉のシーズンは終わったのだろうか・・・

そうねえ、 萩の花が咲き、 紫式部の実も色付いてますし、 後一週間で秋の彼岸ですもんねえ。

     萩の花    紫式部



9月18日 追記: 
 朝の8時、陽射しが燦々と照りつけた朝の木立の中から、 ミンミンゼミともう一種類の蝉の声が大きく聞こえている。 未だ明け切らない5時頃には台風の影響だろうけれど、 「ヒュウヒュウ」と風が音を立て、 雨も少し残って居たようなのだ。 兎に角、 今は3日ぶりの青空だ。 それにしても今鳴いている蝉たちはどこでどうしていたのだろう? 地面の中から今朝出てきて樹に登り脱皮したなんて信じがたい気がするのだが・・・
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