柿の果汁をすする小蝿

2018-11-05 09:23:06 | タナカ君的日常
 昨日に皮を剥いて吊るして置いた柿の様子を朝食前に確認した。 「熟しすぎ」感のある物だけ集めた一吊るしのヒモの最下部にある柿の表面が「黒カビで覆われたか?」 と目を疑う状態になっていました。 それが何か? 詳細を確認しようとベランダに出た僕の身体がヒモを吊るしてある物干し竿に意図せず触れた途端に、 その黒カビか?と見えた柿の表面には朱色が戻り、 空中に黒い小粒の軍団が飛び散った。 どうやら小蝿が群がって柿の表面に取り付いていたのだと判明した。

 「カメラで撮影」 そう想って三脚とカメラを準備したけれど、 空中に散った小蝿はなかなか戻って来ない。 それにしても「小蝿の大群はどこからやって来たのだろう?」と調べてみたら、 ベランダに出して置いた、 ビニール袋の中はもっと凄い事になってました。

 その袋には熟しすぎてドロドロになりかかり、 吊るすには不適当と判断した柿の実を数個いれて置いたのだが、 小蝿はここで発生していた。 直ぐにビニール袋は縛って閉じ、 小蝿が外に出られない様にしました。

 それから、カメラを向けた柿の実にハエが戻るのを待ったけれど、 2~3分では1~2匹が戻っただけ。 数分待っても表面黒カビ状態には戻りませんでした。 諦めて撮ったのがTop写真です。

 マニュアルフォーカスモードでフォーカス合わせする場合、 画像が拡大されるのだけれど、 その時にターゲットにして居た小蝿がトロケて滲み出す果汁をペロペロと啜っている様子と波打つ果汁面の様子が見てとれました。


 その様子はまるで「子犬や猫が小皿に入った水をススリ飲む様子と瓜二つだな」と感じました。

追記 09:55


 ブログをUpしたのは 09:23 それから30分経過して、 「撮影に使った三脚を片付けるか・・・」 そう独り言ちしながら、ベランダを見ると撮影対象にしていた柿の実がヘタから千切れて落下していた。

 結局熟しすぎた柿の実をヒモで吊るすのは無理って事ですね。
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