オリンパス技術歴史館「瑞古洞」見学

2018-11-06 18:46:49 | タナカ君的日常

江戸時代の顕微鏡 展示室は撮影禁止だったが、
説明員さんの許可を得て一枚だけ撮らせてもらった。

 OLYMPUSと言う会社のイメージはどんな物だろう。 僕のそれは使用中のデジカメのメーカーだ。 そのオリンパス社の技術開発センターが八王子市内のJR・八高線・北八王子駅近くに在り、 その構内には創業時からの製品群を展示する「瑞古洞」なる施設があって、 我々一般人も電話等で予約すれば見学させてもらえると知った。 その事を教えてもらったのは先月中旬の事だった。

 そこは八王子市の石川工業団地の一部をなしているが、 隣接してCASIO、 KONICA MINOLTA、HPの流れを汲むAgirentなどの会社が並ぶ地域だった。

 そのような施設の見学なんて興味を持たない人も居るだろうけれど、僕は興味を持つ部類の人間だ。 それはロボット展の見物に出かけて3日に渡りブログ記事を書いていたのを知るこのブログの読者なら納得して貰えるだろう。

 さて、 「瑞古洞」の見学予約は午後1時に入れてあったので、 僕たち三人(友人・妻・僕)は北八王子駅に12時40分に集合、 「瑞古洞」のあるOLYMPUS社の正門までは徒歩で数分、 正門を入って直ぐ右手の建物には受付嬢が3人も居並んだ受付デスク。 そこで来意を告げると壁際の椅子で待つ様に言われた。 そして多分午後の始業時刻となる時刻には見学者をアテンドする担当者が来てくれて、 いよいよ見学が始まりました。

 展示室内は大きく分けると4つの商品群が展示されていた。

1. 創業当時の顕微鏡から今に続く最新の顕微鏡。
2. ZUIKOブランドのレンズを用いたカメラや
         ICレコーダーなど民生品。
3. 医療や産業分野(例えば航空機タービン翼の点検)
         向けの内視鏡。
4. 内視鏡下の手術で使用する各種の手術用具。

 何しろ売上の7~8割は上記の内の3と4関連製品が占めているとかで、 実物を操作出来る展示品の数もその分野のコーナーが充実していました。

 会社の歴史から始まった説明、  当初説明員が密着しての施設見学会は鬱陶しいんじゃ無いかとの想いもありましたが、 展示品の電源を投入して実物操作などをさせて貰っている内に、 「説明員さんが付いていてくれる状態が有り難い」そう感じる様になり、 15:30まで2時間半もの長い間、 付き添ってくれた説明員さんに、 最後はお礼を述べてのお別れとなりました。

 同行した友人からも、 「おい、タナカ君、 面白かったよ」、「他にもこんなの有ったら参加したいから、 よろしく」との言葉をもらいました。
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