柚子ジャム失敗作の作り方@2018

2018-11-29 10:05:02 | タナカ君的日常

 「美味しいジャムの作り方」それが普通だろうけれど、 今年の柚子ジャムは「不味いジャム」が出来上がってしまった。 それが出来た過程を書いておけば「柚子ジャムの失敗作の作り方」となるだろうと言う訳だ。

[柚子の選別]

 八百屋で売っている柚子ならば、 見かけが悪くそれほど極端に質の悪いものは無いだろうけれど、 近所の庭の樹で育った柚子を無断で貰ってくる時には、 その場で選り好みしていられない。 だから家に戻ってから選別した。

 昔の欽ちゃんのお笑い番組「良い子悪い子普通の子」と同じでTop写真の柚子にもそれがある。 上段の物は僕の基準では良い柚子。 下段左は表面の皮に黒いシミが広がっている。 皮を刻む前に表皮のシミの部分を薄くナイフで除去した。 そして右側の小振りな奴は表皮に松ヤニ風の高粘度の汁が滲み出して塊っていたり、 黒いシミも食欲を呼ばない濃さだ。 だからこれは捨てた。

[表皮の汚れ落とし]

 走行する車の排気ガス、 強風の時には隣接する畑地からの砂埃、 そんな物が付着する環境で育ったユズだから、 新しい歯ブラシにたっぷりと水を含ませて、歯磨きならぬ皮磨きを実施後、流水で洗った。 表皮の浅い窪みに見えた黒ずみ部分は明らかに明るい黄色みを見せたりした所も在るのだから、洗浄効果はあったのでしょう。

 美味しいユズには見た目だけでは分からない所があって、ユズの果汁の味や皮が含む香り成分とかが大事なのだけれども、 今年のユズは姫ユズも含めて匂い立つユズの香りが弱いと感じている。  そしてまた普通の蜜柑も皮の表面の様子も成熟した美しさを直ぐに通り越して年老いた表皮の状態になり、 実を地面に落としている物が多いと感じている。 今年の夏の暑さの影響かなあ? どうだろうか。

続く・・・
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