この電話番号にはおつなぎできません

2019-12-16 08:47:43 | タナカ君的日常
 知人のAさんに電話を掛けた。

 「この電話番号には
         出来ません」

 そんなメーッセージが繰り返されるだけで電話はつながらなかった。

 通常の呼び出し不能時に流されるメッセージは


 「お掛けになった電話は電源が切れているか、
   電波の届かない場所に・・・」
 

 うんたらかんたらと接続不能となっている理由を想定したメッセージが流される。 それと異なる短いメッセージが短い周期で繰り返されるのを聞き、 大袈裟過ぎるかも知れないが異変を感じて、 そのことを知人のBさんに電話した。

 AさんとBさんは僕の知人であると同時にそれぞれも旧知の仲、 隣接した市と町に家は在る。 「カクカクシカジカ」と電話が通じない事を話したら、 「自分も電話をしてみるよ」と応えてくれ、 直ぐに折り返しの電話があり、「Aさんの電話、 本当に通じないね」、「ちっと変だし、今日は近くに来ているので、 帰り道に立ち寄ってみるよ」と伝えて来た。


そして夕刻に電話が不通だった理由が伝えられた。

 そのBさんからの電話の背後ではAさんのバカでっかい笑い声も聞こえていた。

 電話料金の引き落とし口座で残高不足が発生。
 3つ折のはがきで電話料金督促状が届く。
 銀行口座に入金。

 ここまで処理したBさんは一件落着気分で居た。

 しか~し

 電話料金督促の3つ折されたはがきには未納料金をコンビニや金融機関から振り込む用紙が含まれていたのです。

 つまり単に取引銀行の口座に入金するだけでは未納問題は解決しなかった

そんな落語の様な話でした。
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