ゲジゲジ虫＠植村直己冒険館

　植村直己冒険館を見学に訪れたのは１１月２２日、　その際に脚の長いムカデみたいだが、　ムカデよりもっと長い足をもつ虫に出会った。

　冒険館は兵庫県豊岡市日高町の国道482号線に面した敷地に在る施設で細長く、駐車場側からのチョイト見には「地面に埋まって居るのか？」と感じる建物です。

　その正面入口ドアまでは幅が２ｍほどの細長い通路が続いていて、　その通路を歩いて入り口に向かっている途中、　路面にじっと動かずにいる、　ムカデみたいな感じの胴体の虫（Top写真）に出会いました。

　入り口ドアに至る路面は細かな石粒で表面が舗装されていて、　虫は背景に紛れて目立たち難く感じました。　それで虫の身体に触れると左側の平坦なむき出しコンクリートの壁面きわまで移動して停止してくれたので、

サイズ参照用に百円玉を傍に置いて、再度撮影しました。
これなら足の本数も数えやすいでしょう。

　冒険館の事務のお姉さんは地面にかがみ込んで何かを撮影していた僕たちの姿を館内からみていたらしく、　入場の際に「何をして居たんですか？」　と声を掛けて来た。

　それでカメラのモニタ画像を見せたところ、　「ああ、ゲジゲジ　ですね」　と　「いかにも見慣れた虫」　といった風に応えてくれました。　その時には「ゲジゲジ」の呼び名は子供が呼び習わす、　あまり正式で無い呼び名を教えられたと感じました。

　帰宅後に「ゲジゲジ」　で検索したら、　伝統的にそんな名前て呼ばれているんですね。

　そして正式名称は　Wikipedia　によると・・・

ゲジ（蚰蜒、House centipede）は、ムカデ綱のゲジ目（学名: Scutigeromorpha）に属するムカデの総称、またはそのうちの1種Thereuonema tuberculata を指す和名　

でした。