歯から脱落した詰め物
コロナ禍の中で歯医者を受診し、 虫歯の処置に使われていた脱落した金属の詰め直しの治療を受けた。
詰め物の脱落は一昨日の昼食中に突如発生した。 口に入れたご飯をモグモグしているさなか、 奥歯が何か硬いものを噛んだ。 慌てて咀嚼を止めて舌先を使って、 その硬いものを口の中から外に押し出して確認した。 歯の詰め物だろうと直ぐに見てとれた。 口内に残ったご飯を飲み込んだ後、 舌先で口内の歯列をなぞってみた。 一箇所で大きな窪みを感じ取った。
間違いなく、 虫歯の詰め物が脱落したのだと判った。
直ぐに近所の歯医者に電話
「カクカクシカジカ・・・ 食事中に歯の詰め物が外れた」
「治療を受けたいが、 どうしたら良いか?」
「予約を取って貰い、 来院していただくのが望ましい」との返事。
「いつ頃に予約が取れますか?」
「少々おまち下さい」、
「今日ならば夕方の5時20分からの時間が空いています」
「では今日のその時間で予約をお願いします」 と予約を確定させました。
訪れた診療所の様子 :
受付窓口で2枚の書式に記入を求められた。
1枚目は 歯科治療に必要な基本情報に関して
どの様な治療を希望するか?
麻酔注射への過去の反応。
アレルギー体質か? などの質問多数。
2枚目は 今般のコロナ禍に対応した以下の様な質問内容が
並んでいた。
体温
嗅覚の異常はあるか?
イソジンうがい液使用に対する特殊反応の有無
待合室の待機者数 1人。 診療室内の患者 2人。 であったが、
質問表を記載中に、 受診者は1名増え、 診療室からは退出者1名などの変化があり、 程なく僕の名前が呼ばれ、 診療室に招じ入れられた。
椅子に座り、 小さな前掛けを掛けられたあと、 口内をイソジンうがい液で漱ぐ事を求められた。
医者の受診者に対する質問と点検は従来と同じ。
今回はおよそ5年ぶりの歯科受診でした。
脱落した詰め物は洗浄・乾燥したものを持参し提出しました。
医者は脱落した部位の歯の様子を点検し、 脱落物をあてがいチェックし、 「脱落ヶ所での虫歯の進行は無いので、 今までの詰め物を再接着して対処しましょう」と判断してくれた。
その治療はおよそ15分ほどで完了した。
接着作業では、 僕は厚く積み重ねた脱脂綿を当てた部分を強く噛み締め、 数分の待機を求められた。 その間、医者は離れた場所にある洗面器具が在るらしき位置で手洗いを実行しているらしき水音を響かせていた。
こんな塩梅で歯医者での治療は1回の受診で完了しました。 医者でのコロナ感染の可能性は最小限で済んだと言うことでしょうか。