施主が締結ボルトをねじ込む儀式中
賃貸アパートで暮らす知人の若者が1戸建て住宅の建築に乗り出した。 コンクリート基礎工事が完了した過日、 いよいよ工場で製作された鉄骨系の住宅ユニットが順次現場に運びこまれ、 コンクリート基礎の上に設置・固定される運びとなり、 その際の作業を一緒に見物するチャンスを与えられた。
見物当日、儀式的な施主が参加するメインイベントは鉄骨系ユニットの底部に基礎部分にユニットを固定するための太いボルトをねじ込む事でした。
僕は儀式の始まる前の午前10時頃から1時間半ほどの間だけ見学させてもらい帰宅しましたが、 その間に1階部分の2部屋分のユニットが運び込まれ、 設置作業が進みました。
そして引き続く設置作業でコンクリート基礎上に1~2階の全室ユニットの設置と屋根の設置がその日の夕方までに全て完了したと聞きました。 それなら雨風で室内が濡れる心配が無く、 素晴らしい! と感じました。
以下に並べた写真は、 その午前中に撮影した写真です。
布基礎上には全室空調用のパイプがのたうち回っていました。
搬入されたユニットがクレーンで吊られて
トラックの荷台から浮かび上がります。
空中にある既設の電力線を跨ぐために
空高く持ち上げられたユニット。
在るべき位置に鎮座し、 固定が済んだユニット
ユニット床上にはそのユニットで必要とする
部材が積まれているのが見えます。
1階部分の広さ、 4ユニットの内の3ユニット設置後。
基礎に置かれた3ユニットの接合点の様子。
打設されたコンクリート基礎は1mm以上の精度で計測され、
測定結果に応じて必要な厚みのスペーサーがあてがわれ、
各部屋の床面が水平となる様に設置固定されると聞きました。
室内ユニットの壁・断熱材壁から垂れ流れた配線端末
壁が張られた後、 スイッチ等に接続されるのでしょう。